ステロイド内服歴8年(当時)、これまで週1タイプのビスフォスフォネート製剤を服薬してきましたが(途中休薬期間もあり)、2021年11月より1年に1回タイプの点滴注射に切り替えることにしました。
点滴注射タイプに切り替えることにした理由
私の場合、飲み薬タイプは吐き気や食道炎の悪化などの副作用が強く出て、続けることが困難でした。
点滴タイプなら、胃への負担が軽く済むであろうとの期待のもと、主治医と相談のうえ切り替えることに。
ただし、1年に1回の点滴タイプも、いろいろ禁忌もあるようですので、興味がある方は主治医と相談してみてくださいね。
ここでは私の治療履歴を備忘録として残しておきます。
開始のタイミングの状況
- 歯の治療をすべて終えてから
- 副鼻腔炎の術後の経過も概ね良好
- 妊娠・出産の予定なし
- 年齢40代半ば
- 事前に骨密度検査で状態を確認
- 高安動脈炎・ステロイド服薬歴8年
- 今後もステロイド0になることはない
- 内服タイプ(1週間タイプ・1ヶ月タイプ)いずれも副作用で継続困難
点滴治療1回目(2021年11月)
リウマチ膠原病内科の定期診察終了後、30分ほどかけて点滴。当日は、手足の冷えに襲われる。翌日は、とにかく、だるい。だるい。けど、平熱。半日ほぼ寝て過ごす。その後は、特に気になる症状はなく。
とりあえず、1年〜1年半に1回、5年(計5回)ほど続けてみて、いったん止めてみて、下がってくるようだったら、また再開する、というかんじでやってみましょう、と主治医は言ってました。
虫歯などで抜歯とかになってしまうと調整が必要で厄介かもしれませんが、とりあえず週1タイプの副作用からは解放されて、現時点では1年に1回タイプに切り替えて個人的には良かったです。
点滴治療2回目(2022年11月)
リウマチ膠原病内科の定期診察終了後、30分ほどかけて点滴。点滴する前や当日は、お水やポカリスエットをこまめにとって水分補給しておきました。1回目より症状軽く、ほとんど気になる症状はなしに終わりました。
それより、歯医者に行ったら、左上奥歯に虫歯があると言われてしまって。悪化したら抜歯(キャーーーーっ!)。ステロイドや血液サラサラ薬を服用しているので、近所の歯科医院では手に負えず、おそらく、数年後にはお茶の水の大学病院行き!?
今できることは、しっかりハミガキに励むしかないよね、、、泣。
その後、結局親しらずは抜歯にいたりました。でもタイミング的には、リクラスト3回目の治療をする前でよかったかも。歯科医師によると、ビスフォスフォネート製剤の使用歴が長ければ長いほど、抜歯の際におけるリスクが高まる、といったデータがあるようです。
点滴治療3回目(2024年2月予定)中止
抜歯後の回復を待って、1年3ヶ月ぶりにリクラスト点滴治療を予定でした。
が、たまたま治療5日前、食事中に前歯の差し歯が取れてしまい、応急対応で歯科で診てもらったところ、次(1〜2年後、早ければ3か月後)に取れたときは最悪「抜歯」になるかもしれません...と言われてしまいました。
歯科医からはリスクはあるが3回目のリクラスト点滴OKと言われましたが、そのことをリウマチ膠原病内科の主治医に伝えたところ、リクラストは中止にしましょう、ステロイドの量も現在3ミリと比較的少ない量なので、大丈夫でしょう。代わりにビタミンD(アルファカルシドール錠0.5mg)をお出しします。という流れに。。そして、久しぶりに骨密度検査を受けることになりました。
1ヶ月前に、消化器内科で胃カメラを受け、胃潰瘍と診断された影響もあるかもしれません。
バイアスピリンやステロイドなどを服用していると、骨粗しょう症予防の治療もなかなか難しいですね。。。