2014年6月26日に骨密度検査(骨塩検査、DEXA法)を受けました(その後、2017年10月、2021年4月にも検査)
私(当時36歳)の場合、ステロイドの副作用で骨粗鬆症になりやすい(骨折リスクが高くなる)とのことなので、骨密度の検査を主治医にお願いして受けることになりました。
検査内容と所要時間
今回私が受けた検査は、検査台に横になり、X線で骨量を測定するもので、腰椎と大腿骨頸部の2ヶ所の骨量を測定しました。5~10分で終わる検査なのでラクなものでした。
服装は、ブラジャーやジーンズなど金具が付いていない洋服を選んで着ていったので、検査着に着替える必要がなく、スムーズに検査が終わりました。
検査料
診療報酬点数:450点
3割負担で1,350円
測定結果(2014年、2021年)
【大腿骨頸部】
骨面積4.744cm2
骨塩量3.374g
あなたの骨密度(骨に含まれるミネラルの量)は
0.711g/cm2 です。→ 0.921g/cm2 に上昇(2021年)
若い人(20歳)と比較した値は
90% です。 → 98% に上昇(2021年)
同年代と比較した値は
94% です。 → 105% に上昇(2021年)
【腰椎】
骨面積44.372cm2
骨塩量37.426g
あなたの骨密度は
0.843g/cm2 です。→ 1.144g/cm2 に上昇(2021年)
若い人(32.5歳)と比較した値は
82% です。 → 96% に上昇(2021年)
同年代と比較した値は
83% です。 → 96% に上昇(2021年)
*70~79%は骨密度がやや低下しているイエローゾーン
*70%未満は骨密度が少なく注意が必要なレッドゾーン
主治医のコメント
2014年「やはり低いですね。ステロイドを服用していることを加味すると、すでにあなたは黄色ゾーン。骨密度年齢はすでに、50~60歳代と思ったほうがいいですね」
……ションボリ。
2021年の検査では「年相応ですね」とのこと。
ビタミンDサプリとビスフォスフォネート製剤による治療の効果が出ているようです。
処方薬
ビタミンDが処方されました。ステロイド性骨病変の治療の第一選択として、後日「ビスフォスフォネート」も処方されました。
2021年追記
私の場合、アレンドロン酸の服用により、逆流性食道炎が悪化してしまうので、今後は年に一回の点滴タイプに切り替え予定です。また、主治医のすすめにより、市販のカルシウムサプリ(ビタミンD入り)もとることにしました。
日常生活で心がけるべきこと
日常生活で心がけるべきは、カルシウムの摂取と運動、日光浴だそうです。
いつの間にか骨折なんてことにならないように、日ごろから転倒予防に努めましょう!
◆関連リンク
日本骨代謝学会「ステロイド性骨粗鬆症について」
http://jsbmr.umin.jp/kotutaisha_steroid.html