目次
左耳の耳鳴りに関する備忘録
2018年9月29日(土)
- 朝から左耳に違和感を感じる。
- 自分の声にエコーがかかったように響くような聞こえ方がするが、聴力に問題はなさそう。
- 左耳を塞いだり、静かな空間に行くとキーンと耳鳴りが続く。
- めまいや、吐き気はない。
- 慢性副鼻腔炎で鼻水・たんの症状は少しある。
これまでの病歴と近況
- 約5年前、35歳のときから高安動脈炎の持病があり、左右頸動脈の閉塞、狭心症を合併。
- 先月受けた頭部MRIや脳血流SPECT検査では特に新たな異常所見はなし。
- 高安動脈炎に関しては、PET-CT検査や、造影胸部CT、頸動脈エコー、心臓エコーなど一通り検査していて、炎症は概ね落ちついている。
- 現在ステロイド4mg/日、免疫抑制剤のプログラフほか、アーチスト錠、バイアスピリン、ニコランジル錠などを服用。
- 数年前に良性発作性頭位めまい症を経験。
- ステロイドが5mg以下になった頃(3年前頃)から慢性副鼻腔炎や咳喘息で、モンテルカストも服薬中。
耳鳴りで耳鼻咽喉科に行く
2018年10月1日(月)
近所の耳鼻咽喉科で聴力検査や鼓膜の動きの検査などをしたところ、左耳に少し水(滲出液)がたまっているとのことで、耳鳴りの症状はおそらく慢性副鼻腔炎からくるものだろうということでした。難聴は「ほとんどないので、心配ありません」とのこと。
鼻水の吸引、耳管通気の処置を受けて、カルボシステインが処方されました。
2週間経った今も四六時中耳鳴りはしている
左耳の耳鳴りの症状(水がたまっている)が出始めてから2週間が経過しました。この間、8回ほど耳鼻咽喉科に通院し、鼻の吸引と耳管通気治療を受けていますが改善していません。
その後、耳鳴りの症状に加えて、ズキーンという痛みが左耳の奥のほうに断続的に走り、耳の後ろ側を押すと少し痛むようになり耳鼻科で再診を受けたところ、「(急性)中耳炎にはなっていない」「顎関節症でもない」と言われ、1日だけ痛み止め(アセトアミノフェン)飲んだところ痛みはおさまりました。そもそもステロイドを服用しているので、それだけでも鎮痛効果はあるはずなので、胃に負担のかかる痛み止めは胃炎持ちの私はできるだけ飲まないようにしています。
3週間経ってようやく改善の兆しが
3週間経ってようやく耳鳴りのキーンという音がだいぶ気にならない程度になってきました。
1ヶ月後の状況
左耳のキーン、まだ微かに聞こえます。まだ完全には治っていない模様。そうこうしているうちに、鼻水がまた増えてきている・・・(+_+)
2ヶ月半後の状況
左耳のキーン、静かなところではまだ微かに聞こえます。副鼻腔炎がようやく鎮静化してきたので、耳鳴りのほうも完全に治ってくれればいいのだけれど・・・(+_+)
半年後の状況
最近、拍動性の耳鳴りが続いています。トクトクトクと脈拍と同じリズムのような音が四六時中聞こえるので、メンタル的にだいぶ参っています。
朝起きた直後、食事中、お風呂に入っているとき、座ってテレビを観ているときなど、ヤツがなり始めるパターンが多いです。幸い、寝るときはそれほど邪魔してこないので、寝られているので体調は崩していません。
あー、この耳鳴りともずっとお付き合いすることになるのかしら。。
7ヶ月後に整体を受けて、ようやく耳鳴りやむ
GWに実家に帰省した際に、腕のいい先生のいる整体院で施術をしてもらったところ、拍動性の耳鳴りがやみました。
2時間かけて、背骨・顔のゆがみ矯正や、首の凝り・ハリなどをとってもらって、姿勢もよくなり、顔もスッキリ、胸も大きくなり、いいこと尽くしです。もっとはやく行けばよかった!
そのほか自分でやってみたこと:自分で耳管通気する器具を買ってみた
2018年10月~11月は、週に1~2回の頻度で耳鼻科通いしていましたが、本格的な冬を迎え、寒いし、インフルエンザをもらいに行くのもイヤなので、自己耳管通気器具のオトヴェントを購入しました。
オトヴェント膨らまない
なんどもチャレンジしていますが、一度も風船を鼻息で膨らますことができません。3ヶ月ほど気長にトライして、ようやく膨らませるようになりました。コツは、事前に風船をよく伸ばして膨らましやすくしておくことのようです。
8ヶ月後の状況
いまだに耳鼻咽喉科に行くたびに、耳管通気治療を受けています。
1年後の状況
いまだに耳鼻咽喉科に行くたびに、耳管通気治療を受けています。最近は、ほとんど耳鳴りはしていません。1ヶ月に数回、キーンという耳鳴りが一瞬する程度です。
2年後の状況
2020年8月に副鼻腔炎の手術&鼻通りをよくする矯正手術を受けたので、耳鳴りもほとんどしなくなりました。ただ、いまだに耳鼻咽喉科に行くたびに、耳管通気治療は続けられています。自覚症状はないけど。いつまで続くんだろ。
このまま再発しないことを祈ります。
ちなみに、高安動脈炎が発症したときの耳鳴りは「ザッザッザ」
5年前に、高安動脈炎(大動脈炎症候群)が発症したと思われる時期に6ヶ月ほど耳鳴りが続いた経験があります。高安のステロイド治療(60mg/日スタート→現在4mg/日)が始まってからはその耳鳴りはピタッとおさまりました。そのときの耳鳴りの音は、「ザッザッザ」という雑音のような、あるいは拍動音のようなもので、最終的に左右頸動脈が閉塞してしまいました。
今回の耳鳴りは高音の「キーン」
一方、今回の耳鳴りは「キーン」という金属音のような高音の耳鳴りなので、前回とは原因は別物のように思いますが、耳鳴りはトラウマになっているので、血管炎の再発あるいはANCA関連血管炎など他の病気が隠れていないか少しばかり心配です。
それにしても、鼻から空気を通す、耳管通気治療ってやつが、ぐるんぐるんめまいが誘発されるので、ツライです。もうはやく治療終わってくれ・・・。