こんにちは、高安動脈炎歴9年目のかふぇもか(@ta_mocha)です。
高安動脈炎(膠原病)は、希少難病ではありますが、比較的20~30代の女性の発症割合が多いと言われています。この年代の方々にとってのライフイベント「結婚」「妊娠・出産」に対する不安や悩みは本当に切実なものです。
膠原病のある女性のなかには、妊娠・出産を諦めたり、流産を経験したり、さまざまな悩みを抱えている人もいらっしゃるかと思いますが、なかにはリスクを覚悟で妊娠・出産を決断され子どもを持つ人生を選択された方もいます。
今回、2015年に妊娠・出産を経験された高安動脈炎のある20代後半の女性・Yさん(Twitter:@xvmiinavx)のお話しを伺うことができましたので、ご本人のご了承を得て読者の皆さまにもシェアします。
Yさんは、さまざまなリスクがあるなか、主治医や産科医、家族と相談を重ねた末、妊娠中もステロイド5mgと生物学的製剤のアクテムラを服用しながら出産されました。妊娠・出産をお考えの同病者の方々などに参考になればとのお気持ちから、今回取材に応えてくれました。2歳になるお子さんの育児真っ最中でお忙しいなか、ご協力に感謝いたします。
目次
あなたの妊娠・出産体験談を聞かせて!
妊娠を決意するまで


主治医にはずっと妊娠を希望していることを伝えてきました。
当時(2014年)アクテムラはまだ治験段階の新薬でした。高安動脈炎の患者で服用しながら妊娠出産した患者はいないことはないが「数える程度」だと言われました。
また、アクテムラを服用しながらの妊娠は「胎児に影響が出るのか出ないのか、まだわかっていないことがほとんどだ」とも言われました。そのうえで、主治医は自分の考えを話してくださり、私は家族とも相談して妊娠を決意しました。


具体的には通院のたびに受けている血液検査、尿検査に加え、造影剤を使用したCTと心臓のエコーを受け、画像の検査でも炎症が抑えられていることを確認しました。

- 病気が十分にコントロールできていること(10ヶ月以上が目安)
- プレドニンの服用量が1日あたり15mg以下(私の主治医は10mg以下推奨)
- 高血圧がないこと
- 腎臓や心臓、肺の機能に異常がないこと
- 免疫抑制剤を使用していないこと
(参考文献:橋本博史監修「膠原病がよくわかる最新治療と正しい知識」ほか)
と言われているので、Yさんはこのあたりもクリアしていらっしゃったのでしょうね。


妊娠中のトラブルについて

妊娠28週の頃の胎児。かふぇもかの息子くんがお腹にいた頃の写真です。











すぐに口にできるパン、ヨーグルト、ゼリー、バナナをローテーションしていました。栄養のバランスも考えて、サラダや野菜スープを大量に作り、1時間ごとに口にしていたときもあります。




妊娠中の過ごし方について

















出産方法について


出産当日について


産後のことについて


また、アクテムラ服用で母乳はあげられず完全にミルク育児だったので、子宮の収縮が悪かったです。産後しばらく子宮の収縮の痛みが続きました。試しにラズベリーリーフティーを飲んでいましたが、個人差はあると思いますが、私の場合は効果はなかったように思います。


2歳になり、とにかく車が好きで、いつも両手にトミカを握りしめて移動しています(笑)。体力もついてきたので、1日の中でどう体力を消耗させてスムーズに寝てもらうかばかり考えています(笑)。やっぱり外で遊ぶのが一番好きです。







また、私だけ診察時間が長い、気をつけることも多い、やりたかった母乳育児もできませんでした。妊娠前、覚悟を決めたはずなのに、健康であればしなくていい想いもたくさんして、心が折れそうなこともありました。
加えて、主治医やパートナーとの信頼関係も本当に大切だと思います。妊娠中は体調の変化により過敏になりますし、すぐに問い合わせできたり、この先生に聞いたら安心だという先生が居たら心強いですね。
そして、自分に次々に起こることを一緒に受け止めてくれた主人の存在は必要不可欠でした。大切な息子を授かれて今となっては良い経験だったと思っています。
皆さんもぜひ後悔のない選択をされて下さい。
プレママに捧げたい!おすすめの一冊
【Yさんおすすめ】妊娠中に友人や出産予定の病院から「わたしがあなたを選びました」という詩を読むことを勧められました。感じ方は人それぞれですが、うちは私より主人が感動していましたよ♪
かふぇもかのお気に入りの一冊に『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・L. カーソン著)という本があります。子どものセンス(神秘さや不思議さに目を見張る感性)を磨くうえで、自然ほど大きな教材はありません。自然に敬意を払い、自然を愛で、自然とともに生きてゆく著者の着眼に、「私も自分の子どもにぜひ伝えてあげよう!」と強く共感した一冊です。これから、ママになる人、子育てに奮闘している人、子どもたちとかかわる仕事をしている人などへのプレゼントとしてもオススメです☆
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