【45歳】トレッドミル検査の結果とミオコールスプレー(狭心症、高安動脈炎11年目)

こんにちは。45歳のかふぇもか(高安動脈炎、狭心症11年目)です。

先日、労作性狭心症の発作らしき症状が出てしまって。。

具体的には、
11月下旬 朝8時頃
急用で電動自転車に乗って某所へ向かおうとしたところ、数分して前胸部あたりに痛みを感じ、手足に力が入らなくなり、息苦しさが増し、血の気が引き、冷や汗をかく。家に折り返し、安静にして回復。時間にして7分~10分のこと。(直後に計測した家庭用心電図では異常なし)

同日、循環器内科クリニックで受けた心電図検査は異常なし。ただし、典型的な狭心症の症状であること、高安動脈炎の持病もあることから精査の必要あり……ということで、後日、大病院(もともとのかかりつけ)の循環器内科を受診・検査を受けることに。この日は、息苦しさと脱力感で歩行も困難。血圧150/85

心臓の負荷心電図検査を受けることに

今回はトレッドミルをやることになりました。ランニングマシンの上を走って検査するタイプの検査です。

普段、歩くことも息切れしてノロノロ歩いているのに、ましてや走るなんて、おっかない💦ケガするわ。。というわけで、2週間前から家の周りをウォーキング(20分)して鍛えることにした。

寒暖差のせいか外に出て数分歩いただけで息切れがしてしまい、こまめに休みながらでないと歩けない(この症状自体、狭心症の発作の疑いと後日言われる……)ので、結局、一度も走らず、ぶっつけ本番を迎えました。それでも、歩くと血圧が一時的に下がって爽快でした。

トレッドミル検査当日

  • 上半身だけ裸になって検査着着用
  • 女性看護師さんに心電計と血圧計を装着させてもらう
  • 検査担当の若い先生二人(研修医?)のうち一人から検査説明を受ける
  • まずは運動する前の血圧測定、心電図測定
  • 検査中、歩きながら「ややきつい」「かなりきつい」状態になったら測定するので教えてください、とのこと。
  • スタート時点で、普段の歩行スピードよりも速い!3分くらい歩いた時点でハァハァ息切れ。「いや、もう、ややきついレベルの一歩手前なんですけど。。。」その時点で計測。その後坂道レベルがアップしていき、ますますキツくなる。さらに、2分歩いた時点で息苦しく、「もう無理です!」検査終了。
  • 結局、トータル5分も歩けませんでした。走るレベルに到達していません(速歩き程度かな)。トホホ。
  • でも、発作が起こらず良かった。。

トレッドミルの検査費用

1600点(16000円)でした。

3割負担の人で、4800円ですかね。

トレッドミルの検査結果

翌週、検査結果を聞きに診察を受けに行きました。

トレッドミルの検査結果上は、異常なし。

しかし、ホッとしたのも束の間、

「その後、症状は出ていますか?」とかかりつけ医に聞かれ、

「外に出て、歩き始めて数分したところで、前胸部のあたりがヒリヒリしはじめ、気道?がキュッと狭まる感覚を覚えた直後、息苦しくなって歩けなくなってしまう症状が何回か起きました」

と伝えたところ、

「狭心症の症状ですね」

と言われ、ガーン。狭心症の発作であることを否定してもらえることを期待していただけに、ショックでした。。(というのも、狭心症自体は10年前に、高安動脈炎の合併症としてカテーテル検査等も受けてすでに確定診断を受けていましたが、私の場合「狭心症の症状が出にくいタイプ」と言われてきて、狭心症の症状がどんなものだかこれまで分からずに過ごしてきたワケです)

「症状が出たのは寒い日でしたか?」

「いずれも20℃予報が出ているような比較的暖かい日で、マスクをせずに散歩に出かけたという共通点があります」

「では、スプレータイプのニトログリセリン(ミオコールスプレー)をお出ししますので、同じような状況のときに1吸入(通常2吸入)してから外に出て、症状が出ないかどうか様子をみてください」

「副作用で頭痛が出るかもしれません」等の説明あり。

ミオコールスプレーの効き具合をみて、今後の投薬治療内容の変更を検討していくようです。

とりあえず、発作が極力出ずに、早くお薬の調整もうまくいって、安定してほしいなぁ。。。この冬は、ミオコールスプレーを御守りに、出かけることにします。

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【体験談】狭心症で身体障害者手帳を取得(3級・第1種)[バイパス手術歴なし]。 #膠原病