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ドコモ
2015年1月より、ドコモの障がいのある人向けサービス「ハーティ割引」の対象が拡大され、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている人も対象となりました。
ドコモの「ハーティ割引」の概要
身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費(指定難病)受給者証のいずれかの交付を受け、利用者として登録されている人が対象の割引サービス。
割引内容
- 基本使用料が割引
基本プラン(カケホーダイ&パケあえる)の対象プラン基本使用料が1,700円割引に。
また、FOMA料金プラン、Xi料金プランもハーティ割引対象プランの基本使用料が割引に。 - iモードや留守番電話などの月額使用料が60%割引
- テレビ電話通信料(通常、音声通話料の1.8倍相当)が、音声通話料と同額
- 「ハーティ割引」適用後、機種変更などの契約事務手数料が無料に(通常2000円)
- 電話番号案内「104」への通話料・電話番号案内料が無料に
申込窓口・必要書類など
- 「ドコモショップ」での申込み
指定難病の場合の必要書類は下記のとおり(既にドコモと契約している人)
医療受給者証 - 「郵送」での申込み
ドコモインフォメーションセンター(151または0120-800-000)に問い合わせ後、ハーティ割引申込書、医療受給者証のコピーを送る
- WEBサイトからの手続き
「My docomo」にログインして、「ハーティ割引申込書」を申込み、取り寄せたのち、医療受給者証のコピーと合わせて返送する
注意事項
ハーティ割引を申し込みの場合、新料金プラン(定期契約なしの基本プラン「カケホーダイプラン」「データプラン」)、FOMA料金プランのいずれかの契約が必要。旧プランをご利用中の方は、かえって割高になる場合もありますので契約前によく確認をしたほうがよいでしょう。
auのスマイルハート割引
ドコモのハーティ割引と同様、auのスマイルハート割引も指定難病患者にも拡大されています。
auの「スマイルハート割引」の概要
auのスマイルハート割引は1年単位の継続契約。
途中解除には契約解除料が発生します(契約解除料は原則3000円)。
割引内容
基本使用料、au電話への通話料・SMS(Cメール)送信料、一般電話への通話料は50%割引となります。
他社携帯電話・PHSへの通話料、SMS(Cメール)への送信料は20%割引となります。
注意点
「スマイルハート割引」は「誰でも割」「年割」などと併用できません。初めて申込まれる方は、「誰でも割」が「スマイルハート割引」に切り替わるのみで、実質、基本料金は変わらない、ということになります。
申込窓口・必要書類など
auショップでの申込みとなります。
指定難病の場合の必要書類は下記のとおり。
- 医療受給者証
- 印鑑
- au携帯(できれば)
- 本人確認書類
メリット
スマイルハート割引のメリットは、実質的な毎月のランニングコストはほぼ変わらないけれど、「一般電話への通話料が50%割引」になっているので、通話の多い人は若干通話料がお安くなるケースがある、という程度です。あとは、継続契約期間が2年縛りから1年縛りになることぐらいですね。
ソフトバンクモバイル
2015年4月より、ソフトバンクモバイルの障がいのある人向けサービス「ハートフレンド割引」の対象が拡大され、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている人も対象となっています。
ソフトバンクの「 ハートフレンド割引 」の概要
身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費(指定難病)受給者証のいずれかの交付を受け、利用者として登録されている人が対象の割引サービス。
割引内容
- ホワイトプランの基本使用料934円/月が無料
- パケットし放題、パケットし放題S for スマートフォンの下限額が0円から利用可能
- ホワイトプランのTVコール国内通信料が半額
申込窓口・必要書類など
「ソフトバンクショップ」での申込みのみ
指定難病の場合の必要書類は下記のとおり
- 医療受給者証
- 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 申し込み印(または来店者のサインでも可)
- (家族確認書類)