「履歴書」や「職務経歴書」を書くときに注意すべきポイント

こんにちは。カフェモカです。

私は以前、人事担当として数多くの履歴書や職務経歴書を見てきましたが、今回は応募書類にありがちな失敗例を挙げながら、書き方に関するアドバイスをさせていただきます。

「履歴書」や「職務経歴書」を書くときに注意すべきポイント

人事担当として、これまで数多くの履歴書や職務経歴書を見てきましたが、そのほかにも応募書類にありがちな失敗例を挙げてみます。

文章が長い

「文章が長い」=「要約できない」とみなしてしまいます。山ほどの履歴書が送られてくるので、文章の長い履歴書や職務経歴書は人事担当者は最後まで目を通すことはありません。

飾り文字やカラー文字を使用している

これはビジネスシーンにおいて「論外」です。中身を読むまでもなく不合格にします。

志望動機など考えが浅はか

「うちの会社でなくてもよいのでは?」と思えるような書類は見送ります。

募集職種の内容を理解していない

「募集職種の内容を理解していないのでは?」と思えるケースが見受けられます。募集職種と応募者の経験やアピールするポイントがズレているような書類は、はねていました。

あれこれ説明しようと文章が長くなりがちな人も多いのではないかと思いますが、書類選考で不合格となってしまうのは残念なことなので、心当たりのある方は注意してくださいね。

【難病と就労】未経験者が事務職・正社員で就職できるか?元採用担当(難病当事者)からのアドバイス。

TOEICのスコアを履歴書の資格欄に記入できるのはいつまで?

就職活動のために「TOEIC」を受験したことのある人も多いのではないでしょうか。企業のグローバル化が進んでいる昨今、英語力があるにこしたことはありませんね。私自身も新卒の就職活動の際、履歴書の資格欄にTOEICのスコアを記載した覚えがあります。

以前、企業の採用担当をしていたときに、こんな風に書いている人がいました。

「TOEIC ●点(ただし、有効期限切れ)

え?なんじゃこりゃ?

有効期限切れなんて、バカ正直に書かなくたっていいのに。この方については、書類選考見送りとさせていただきました。

TOEICスコアを履歴書に記入するのに有効期限はない

TOEICスコアの有効期間は2年間と記憶している人が多いようですが、それはあくまで協会が試験結果を保存する期間であって、履歴書にスコアを記入できる期間ではありません。

TOEICスコアを履歴書に記入するのに有効期限はありません。

「スコア(取得年月)」と記入すれば何の問題もないのです。

資格証明書のコピーの提出を求められたり、いついつ以降のスコアに限ると指定されていなければ、受験から2年以上経過していても、履歴書に記載できます。

もちろん、直近のスコアのほうがベターではあります。必要と思われる方は、定期的にTOEICを受験して、英語力を向上させましょう。