【難病と就労】障害者雇用に積極的な企業の探し方のヒント。

企業の社会的責任

こんにちは。かふぇもかです。

私は大学時代(1996年~2000年)、企業の社会的責任(CSR)に関するゼミに所属していました。

ちょうど90年代の日本では、企業において社会貢献活動が本格化しはじめた頃です。

その後、2003年は「CSR元年」とも言われるなど、企業の社会的責任が重要視されるようになり、CSRレポートも多く発行されるようになりました。

現在は名称を変え、「サステナビリティ(持続可能性)レポート」等として情報開示する企業も増えているようです。

「ファーストリテイリング サステナビリティレポート 2021」を読んで見た

報告書によると、ユニクロの障害者雇用率は4.71%。ちなみに、法定雇用率は2.3%なので、倍以上ということになりますね。

同社は、障害者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」にも加盟しているそうです。

The Valuable 500とは、2019年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で発足した、世界的なムーブメントで、ビジネス・社会・経済において、障害者が活躍し、自らの潜在的な価値を発揮できるように、ビジネスリーダーたちが自ら声を上げ、改革を起こしていこうという考え方です。

ファーストリテイリングの具体的な取り組み

  1. 障害者雇用の受け入れ研修の実施
  2. お客様や従業員の声を反映した、商品・サービスと売り場づくり
  3. ダイバーシティ&インクルージョン専用ウェブサイトの開設
  4. 障害者スポーツの支援
  5. 地域コミュニティにおける障害者支援

などが示されています。

さすがユニクロですね。私がもし就活生だったら、こういう企業に入りたいな、と思います。

就活生の皆さん、志望する企業がサステナビリティレポートを発行しているようであれば、ぜひ読んでみてはいかが?