全国初!難病専門の就労移行支援事業所「ベネファイ」が東京・御茶ノ水エリアにオープン![膠原病・IBD]

こんにちは。難病アラフォー女子のかふぇもかです。

かふぇもか
難病のある人で就労を目指している皆さんに朗報です!

全国初!難病専門の就労移行支援事業所がオープン

2017年秋、東京・御茶ノ水エリアに難病専門の就労移行支援事業所が開所しましたよ!

◆事業所名

難病の方専門の就労移行支援事業所「ベネファイ」

*2021年5月に、atGPの難病専門の就労移行支援サービス「ベネファイ」の名称は「atGPジョブトレ難病コース」に変更となったようです。

◆開所日

2017年10月1日(日)

◆対象

難病のある人で就労を目指している方

まずは膠原病やIBDの方などが対象のようです。

  • 消化器疾病のある方(潰瘍性大腸炎 クローン病)
  • 免疫系疾病のある方(全身性エリトマトーデス、全身性強皮症、重症筋無力症など)
なお、就労移行支援事業所を利用するためには、「障害福祉サービス受給者証」の交付を受けている必要があります。詳しくは、各自治体の福祉課などにお問い合わせください。

◆事業所で学べること(例)

  • 疾病に合わせた配慮事項をまとめるノウハウ
  • 履歴書や職務経歴書の作成ノウハウ
  • 内定を勝ち取るための面接対策ノウハウ
  • 病気とうまく付き合っていくための方法
  • 同じような境遇にある仲間と出会える
難病のある人向けの事業所は全国初だそうです。今後、全国にも広がるといいですね!
就労経験がない方や、働く意志はあっても仕事のブランクがあって実際に働けるかどうか不安という方は、まずはこういった就労移行支援事業所を活用されるのもよいかもしれませんよ。

就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所は、企業への就労を希望する人を対象に就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練が行われる福祉施設です。

2015年現在、就労移行支援事業所は全国に2,952事業所が開設され、利用者数は28,637人(国保連データ平成27年2月)、一般就労への移行率は約25%となっています。

就労移行支援事業所を利用するためには、障害福祉サービス受給者証の交付を受けている必要があります。詳しくは、各自治体の福祉課などにお問い合わせください。

就労移行支援事業所を選ぶ際のポイント

都内の立地条件のいいエリアには事業所が複数開設されていることもあります。また、最近では異業種からの新規参入も多かったり、スタッフの経験や訓練内容が十分でなかったりするとも聞きます。就労移行支援事業所を選ぶ際には実際に見学するなどして選ぶことが大切です。

  • 就職実績を確認する
  • 自分の望む訓練を受講できるかどうか確認する

就労移行支援事業所を使うメリットがある人とは?

もちろん難病のある人すべてが事業所の訓練を受けたほうがいいというわけではありません。

  • 就労経験のない新卒の学生
  • 就業未経験の人
  • 職歴の浅い人
  • パソコンの経験がない人

など、チームワークでの物事の進め方や、周囲とのコミュニケーションの取り方など、訓練の場で経験しておきたいという人は、こういった事業所を利用すると実際の職場で役に立つのではないでしょうか。実際の職場と同じ環境で実務に近い内容の作業を経験することが大きな経験になるに違いありません。

支援の選択は自己責任

就労移行支援事業所の利用は、あくまで就職のための手段の一つです。就職内定をゲットするまでのロードマップをしっかり描いて、適切な事業所を選び、必要なスキル等を身につけて、希望の一社に出合い、安定した就業先で活躍できたらいいですね!

働きたい難病のある人を応援しています。

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