【断食】10万円でファスティング体験!20代ニートだった私が「うつ」から脱出するきっかけに【やすらぎの里】

20代半ばの頃、心身ともに疲れ切っていた私は、会社を辞め、ココロとカラダを整えるために伊豆高原にある断食施設「やすらぎの里」に足を運びました。

ファスティング(断食)を1週間体験

医師である専門家の指導のもと、3日間断食をします。断食といっても完全な断食ではなく、水分、酵素ジュース、具なしのおすましは飲んで必要最低限のカロリーやミネラル、ビタミンは補給していました。そして、4日目からは玄米やお豆腐、野菜などの粗食を中心にちょっとずつ食事の量を増やしていくというものでした。

施設に滞在中は、1日1回マッサージや、身体の毒素を排出するカッピングほか干渉波電気治療、アロマトリートメント、鍼灸など日替わりメニューの施術を受けられ(しかも料金は滞在費に含まれているので無料!)、医師(大沢先生)の問診からはじまり医師の問診で終わるという癒やしのプログラムがなんといっても一番の楽しみでした。

伊豆高原という自然に恵まれた場所にあるので、自由時間には近所を散策したり、施設内にはライブラリーがあるので、ゆっくり読書をしたり、心身ともにリラックス、体が浄化されていくような、そんな体験でした。

10年以上前のことなので、施術内容は今では変わっている可能性があります。

断食体験をしてみた感想

断食開始3日目くらいになると、意識が朦朧というか、ひたすら眠くなって、もうね、余計なことは何も考えられなくなるんですよ。嫌なことも、ずっとモヤモヤ悩んでいたことも、ぜーんぶ、あたまから抜け去って行きました。

そして、食べることを断つと、「こんなにも時間があったのか!」と、びっくりします。食べないので、早く寝ます。そして、自然と朝早く目覚めます。朝はゆっくり散歩して、時間がゆーったり流れるのです。仕事の忙しさで忙殺されていた毎日がバカバカしくさえ感じられました。

断食をすると、体内がリセットされて、人間が本来もっている自然治癒力が高まると言われています。事実、私も心も体も軽くなって、それからしばらく風邪をひかなくなりました。

しかも、断食明けは、味覚がリセットされるから、素朴なお料理でさえ、ビックリするほど美味しく味わえるんですよ。お酒好きだった私が、ビールも「苦くて飲めな~いっ♪」となったぐらい。その威力たるや、相当なものです。

断食の醍醐味は、こういった爽快感を味わえることと味覚のリセットができることといえるでしょう。ダイエット目的で「やすらぎの里」に来ていた人も、それぞれ満足げに笑顔で帰られていました。その後、定年退職した母にも勧めて、母も参加してみてよかったと言っていました。

断食を通して学んだこと

月100時間以上の残業はあたりまえのベンチャー企業で働いていた私は、仕事が忙しすぎて、疲れきって、心に余裕がなくなって、自然の美しさを感じたり、食事もろくに味わえず、朝も起き上がれないくらい生活が乱れきってしまい、ココロもカラダもいっぱいいっぱいの状態でした。

断食によって、食事のありがたみを知り、感謝することも覚えました。早寝早起きや体操・ウォーキングなどを励行することで、生活週間も改善されていきました。そうしていくうちに、心身ともにリフレッシュできて、4ヶ月間自宅に引きこもっていた私にも「よし、またぼちぼち働くか!」と前向きな気持ちが芽生えてきました。

いまから振り返ってみれば、この4ヶ月という時間も、私にとっては必要な充電期間だったのでしょう。

この断食経験を生かして、いまでも胃が疲れているなと感じたときは、家で1日プチ断食をして胃を休めてあげたりしています。

体は資本です。皆さんも、自分のカラダの声に耳をすませて、毎日の生活のなかでカラダとココロに潤いを与えてあげましょう!

【pick up!】
完全無添加の酵素ドリンク【優光泉(ゆうこうせん)】