こんにちは。アラフィフ女子のかふぇもかです。
先日(2024年6月23日)、左下腹部の激痛で日曜日の夜に救急外来(ER)に行ってきました。
40代で難病(高安動脈炎)&狭心症の持病があるので、一般には救急外来で「2~3時間待ち」といった状況でも、かかりつけの病院のERでは優先的に診てもらえます。
この日も、ERの受付を済ませ、比較的すぐに看護師さんから声がかかり、問診票の氏名を書いたところで続きは看護師さんが記入をしてくれたのち、診察室に呼ばれました。
左下腹部痛が主訴で受けた検査は下記の通りです。
- 問診
- 痛み止めの点滴開始
- 血液検査→CRP2.24
- コロナ抗原検査(その週、夫が高熱を出していたため)→陰性
- 腹部触診・腹部エコー検査→腎臓の血管や大動脈解離は否定
- 尿検査→異常なし?
- 腹部造影CT検査→血管の異常はなし。子宮筋腫による痛みを疑われ、婦人科に回される
- 婦人科医による問診
- 内診
- 腟分泌物の細菌培養検査
- 子宮エコー検査
高安動脈炎が背景にあるため、造影CTまで行い、受付から診察、検査、結果説明、会計終了まで約4時間、帰ってきたのは夜中近くでした。
検査説明
婦人科医からの説明によると、CT検査の画像上、子宮筋腫の変性が疑われる、とのこと。
CRPの数値も上がっているので、何かしらの炎症がある。ただし、CRPは2.24と微妙な数値(そこまで高くはない。高安で肺梗塞をおこしたときはCRP7ぐらいあったかな)。
子宮筋腫の変性し始めは、感染症にかかりやすいとかで、基本的には入院して治療(痛み止めの量の調整など?)を行うことになる。入院期間は人によるが1週間程度、とのこと。
外来での通院治療を選択
現時点では感染症の可能生は低く、炎症の数値も低め、内服薬(アセトアミノフェン)で痛みのコントロールができる状態にある等の理由から、まずは外来での血液検査、点滴治療などで様子をみることに。3日後に外来予約。
とりあえず、入院リスクは残りつつも、悪いものではなさそうだったので、この日は帰宅できてよかったです。
処方薬
アセトアミノフェン600mg 5日分
診察・検査代
3割負担の場合で、約14000円
*かかりつけの病院ではありますが、難病医療費助成の適用はされませんでした。
*東京都の身体障害者手帳(内部障がい3級)を所持しているので、医療費助成を受けられて自己負担はゼロでした(個人の住民税非課税)。
その後の経過
3日後 血液検査でCRPは1.89まで下がっており、入院管理は不要とのこと。月に3~4日、痛みはあります。できるだけ、便秘にならないように腸活を心がけています。
7月 造影MRI検査
約30分間の検査。腰に重しを巻き付けられて、「動いてしまうと画像がぼやけてしまうので、浅い呼吸でお願いします」と指示されたので、そのとおりにしたところ、狭心症のある私にとってはこれが結構キツかった。途中、ウトウトするときもあったけれど、特に造影剤が注入されたときは、浅い呼吸がうまくできず、だいぶ動いてしまったんじゃないかな。次回また骨盤まわりをMRI検査することがあったら、鼻から酸素を送ってもらえるようにしてもらえるか、聞いてみよっと。
8月 検査結果説明
MRI検査の結果、複数の子宮筋腫(大きいもので5センチくらい)は良性と確認できたので、近所の婦人科クリニックの定期通院に戻れます。
が、その前に、画像データと紹介状を用意するので、また別の日に病院に取りに来て下さい、とな(めんどくさー)。
8月 クリニック定期通院
紹介状を持って婦人科クリニックに行きました。
「で、結局は、子宮筋腫が原因の痛みではなかったっていうこと?」「向こうの先生からは変性痛の疑いと言われました」「それが知りたいのに、紹介状にそれが書いてないんだよなー」「これくらいの子宮筋腫で、痛みが出るはずないんだけどなー」「ホントに子宮筋腫が原因なら、私なら手術を勧めます。」「簡単な手術だから」「とりあえず、お薬出しておくけど、こんどまた症状出るようなら、またあちらの病院行って」と。
うーむ。こちらのクリニックの先生のほうが、元大学病院のベテラン婦人科医だけに、ほかに原因があるのではないかと疑ってしまう。
2ヶ月後、症状続くようならリウマチ膠原病内科の主治医(総合診療医でもある)に相談してみますかねー。