こんにちは。アラフォー女子のかふぇもかです。
先日、左肩の痛み(痛みで寝られないほどの圧痛)で、日曜日の朝に救急外来(ER)に行ってきました。
40代で難病(高安動脈炎)&狭心症の持病があるので、一般には救急外来で「2~3時間待ち」といった状況でも、かかりつけの病院のERでは優先的に診てもらえます。
この日も、ERの受付を済ませ、血圧を測っている途中で、すぐに看護師さんから声がかかり、簡単な問診を受けたのち、診察室に呼ばれました。
左肩の痛みが主訴で受けた検査は下記の通りです。
目次
心電図検査
心電モニターを装着。10分おきに自動で血圧測定。
視診・触診・聴診・打診
- どこが痛むか?(左肩~上腕、手のひら)
- 痛みの強さは?(10段階中5~6)
- 痛みの持続時間は?(夜18時、22時、明け方4時)
- 痛みは痛くなったり、おさまったり波があるか?(ある。痛み始めると数時間痛い)
- 湿布・痛み止め飲んでも効かない
- ニトログリセリン飲んだら少しラクになった
- 胸部痛・息苦しさはなし
左肩の痛みでこんな検査をした
- 肩関節の動きのチェック
- 手や顔の感覚のチェック(左右差があるか)
- 顔の額にしわを寄せる動作ができるかどうかのチェック
- 物が二重に見えるかどうかのチェック
- 視野の異常のチェック
- 両腕を前に伸ばして、どちらか下がってこないかどうか
- 口の中のチェック
- 足のむくみのチェック
など
血液検査
ここの救急外来の場合、基本的に一人の医師が診察だけでなく、血液採取、エコー検査まで担当されます。
左の手の甲から採取され、えー!なんで?と思ったら、血液検査に続いて、点滴された(>_<)
点滴(生理食塩液)
「万が一のときにすぐ治療ができるように」ということで点滴もされました。
心臓・腹部エコー検査
心臓エコー検査では、冷たいゼリーを塗られて、心臓のあたりとお腹のあたりに端末器を当てられ検査しました。
胸部レントゲン検査
診察室にポータブルレントゲンが登場。ストレッチャーの上で座ったままの状態で撮影しました。
胸部CT検査
胸部レントゲン画像に白い陰がうつっていたので、追加でCT検査も受けることに。
CT撮影時に、おなかにホッカイロを貼ったままだったので、フィルムにうつりこんでしまいました。ゴメンナサイ。
結果は、3年前のCT画像と比べて変化ないので(一度、肺梗塞やってます)、今回の痛みとは関係ないだろうとのこと。
結果は、原因不明
こうして3時間、徹底的に調べられた結果、脳梗塞や心筋梗塞、肺血栓などの重大な疾患の可能性は否定されました。
関節や筋肉の問題でもないとのこと。
左肩の痛みは「原因不明」ということで、この日は痛み止め(アセトアミノフェン600mg×4回/日×5日分)だけもらって終了。
今後、どのような症状が出たら受診すべきか?
早めに主治医(膠原病内科)の予約を入れてフォローしてもらっては?
と提案されましたが、これだけ検査してもらったので、自己判断で様子をみることにしました。
最後に「今後、どのような症状が出たら受診すべきか?」と聞いたところ、
胸の痛み・息苦しさ
に加え、左の肩の痛みが続くとき
だそうです。
「ERは24時間やっているので、遠慮せず来てください」
「原因が判らずごめんなさいね」
と声をかけてくださる優しい先生でした。
診察・検査代
3割負担の場合で、約13000円
*かかりつけの病院ではありますが、難病医療費助成の適用はされませんでした。
*東京都の身体障害者手帳(内部障がい3級)を所持しているので、医療費助成を受けられて自己負担はゼロでした(個人の住民税非課税)。
その後の経過
結局、今回の肩の痛みは、5日ほどで痛みはひきました。
狭心症の持病があると、放散痛の可能性のある「左肩の痛み」には敏感で、不安になりがちです。息苦しい症状も心臓のせいなのか、ぜん息、逆流性食道炎のせいなのかなどいろいろ原因が考えられるので、持病がいろいろあるとまったくやっかいなもんです。
自宅にいまある医療機器は、血圧計と、パルスオキシメーター(ドリテックの血中酸素濃度計)などがあります。
息苦しいときは、ぜん息や肺炎の可能性がないかなど不安になるので、血中酸素濃度計をみて、正常値をみると安心できます。
はやく自宅に心電計ほしいなぁー(オムロンから心電計付き血圧計が発売されたら、即買いすると思います)。
ちなみに、私が使っているパルスオキシメータは、指を入れるだけで血中酸素濃度と脈拍、心電図の波形が簡易表示されるので、期外収縮が頻繁に起きたときに測ってみると、波形が乱れているのがよくわかります。5000円以上したけど、喘息&狭心症、不整脈持ちの私には日々の体調管理に役立っています。