こんにちは。江口たま(かふぇもか)です。
40代向け女性ファッション誌『STORY』3月号(2019年2月1日発売)に私、江口たまのインタビュー記事が掲載されました。
『STORY』創刊時から続く、ヒューマンドキュメンタリーの読み物連載「私たちのCHALLENGE STORY」というコーナー(P246~P247)に今回ちょこっと登場しています。
今回のテーマは『「病いと共に歩いていく」がこれからの私の人生』というテーマで、女優の河合美智子さん、タレントの間下このみさんに続いて、読者枠の一人として、私(江口)も載っています。
これまで編集者&ライターとして「取材する側」はたくさん経験してきましたが、「取材される側」というのはほぼ初めてなので、とても貴重な機会となりました。
取材依頼が来たときは、
「わー!取材依頼キター!マジで?」
「長時間のインタビューは、私の体力的に疲れちゃいそうだな」
「撮影とか何気に準備大変だよな」
「う~ん、顔出しどうしよう」
「原稿チェックとかタイトなスケジュールだと困るな」
など考えて、引き受けるかどうか迷いました。
でも、一般人の私が女性誌で取材を受ける機会なんてそう滅多にあることでもないし、全国誌、しかもファッション誌で難病(高安動脈炎)やヘルプマークのことを取り上げてもらえたら、認知度アップのチャンスだよな!と考え、思い切って引き受けてみることにしました。
というわけで、今回のブログ記事では、取材を受けてよかったこと、取材当日までの流れ、当日のようすなどの感想をまとめてみます。
取材を受けてよかったこと
- 取材を通して、自分の過去の振り返りをしたり、今後やりたいことなどを改めて再確認できて、とても有意義なひとときを過ごせた
- 専門誌ではなく、女性ファッション誌で「難病」「高安動脈炎」「ヘルプマーク」というキーワードが登場し、広く知ってもらえたらうれしい
- 取材現場の空気感が懐かしくて、とにかく楽しかったー!
取材当日までの流れ【準備編】
- 企画書(メール)を読む
- 自分が企画にマッチしているかどうか判断
- 媒体の読者ターゲット層、過去の記事、登場者、ライター・カメラマンの実績など事前に調べる
- 配慮してもらいたいこと、こちらの要望を予め伝える(仮名・顔出しNGでもよいか、インタビュー時間は手身近に、場所は自宅近辺など)
- 撮影場所(自宅)の掃除(家族に手伝ってもらう)
- 撮影場所(屋外)の候補出し
- イメージカット(物撮り)の候補出し
- 撮影に必要な物を当日までに準備
- 撮影場所(リビング)に飾る花を購入
- 当日に着る服の購入(普段着でOKだったけど、この機会にトップスだけ購入)
- 前日、美容院でカット&カラーリング(顔出ししないので、髪だけでもキレイに写るように)
- 料理写真の撮影&送付
- 自分の本やブログで書いたことを読み返す
- 原稿チェック(年末年始の予定)
このように、取材を受ける側もいろいろ準備が必要です。
病気になって初めて取材を受けた感想
20代の頃に雑誌編集の現場経験はあるので、取材の流れに関してはおおよそバッチリ把握していたし、何の心配もしていませんでした。
むしろ逆に、編集の知識がある分、より写真のビジュアルなど見栄えよくしたいな、などのこだわりが出てきちゃって、インテリア用の花を買ったり、自分でも仮で撮影してみたり、もっと体力があれば、自分でロケハン(撮影スポット探し)とかも行きたいと思うほど、張り切り過ぎちゃいました。
結局、当日は天気も体調もイマイチで、血圧が上がっちゃって移動はムリと判断し、屋外での撮影がナシになっちゃったのが残念でした(>_<)
なにぶん体力がないので、取材依頼を受けてから取材当日まで、準備期間が実質10日間というのが、ちょっと慌ただしくも感じたけど(病気になる前なら全然オッケーなスケジュールだろうに)、あまりに先に設定されても落ち着かない日々が続くだけなので、あっという間に終えられてむしろよかったかな。
そもそもなぜ私が取材対象者として選ばれたのか?
取材スタッフのライターさんに聞いたことを踏まえると、
- 他媒体(リズムーン)でコラムを連載していたのをたまたま見つけた
- 闘病記「高安動脈炎と生きる」(kindle版)を出版していた
- 難病当事者としてブログを書いていた
- 詳しいプロフィール(年齢、仕事の実績、家族構成、問い合わせ先など)を載せていた
- 都内在住(取材しやすい場所に住んでいる)
- 読者ターゲット層(40代女性)とテーマにマッチした
というわけで、今回私にお声がけいただきました。
ブログのSEO対策で、「40代」「難病女子」などのキーワードを使うようにしていたのが、どうやら役に立ったようです(^o^)
インタビューを受けた感想
ライターさんは事前に私がどんな人物であるか根掘り葉掘り調べたうえでコンタクトしてくださったので、はじめて会う人とは思えないほど親しみを持てるお方でした。
カメラマンさんも同じ40代の女性で、現場は明るく和やかな雰囲気に包まれながら、束の間のおしゃべり(インタビュー)&撮影を楽しめました。
最後に一言
今回は顔出しはしませんでしたが、インタビューを受けることで、希少難病の「高安動脈炎」という病名と、まだまだ認知度の低い「ヘルプマーク」の写真を一般の女性誌に載せてもらうことができて、個人的には満足しています。
本屋や美容院などでSTORYを見かけたら、ぜひお手にとって読んでみてくださいね!