持病(高安動脈炎)のある私は脳梗塞などを予防するために「ワーファリン」という抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を内服しています。
薬を飲めば脳梗塞の発症リスクは5分の1程度に減らせるそうです。ただし、いろいろ厄介なことが付きまといます。
まず、納豆は絶対に食べてはいけない。あと、青汁も。
(→納豆好きな私としては、本当に残念極まりない…。)
そして、
- 腕や足やら、知らないうちにアザだらけ。しかも、なかなか消えてくれない。
- 鼻血が止まりにくい。
- 生理の血の量が増えた。
などなど。
いまのところ、私の場合この程度で済んでいますが、主治医からは、血が止まりにくいから、ケガには注意するようにと言われています。将来的にこんな場面に出くわす可能性もあるということも含めてワーファリンを内服するときの注意点を列記しておきます。
ワーファリンを服用するときの注意点
- 薬が効きすぎると身体の各所に出血を起こすことがある
⇒手術を受けるときや虫歯の治療の際に注意が必要 - 1~2ヶ月ごとに血液検査が必要
- 納豆は絶対に食べてはいけない
- ほかの薬との飲み合わせが悪い
⇒たとえば、将来がんになったときに鎮痛剤を使うと出血の危険が避けられないおそれあり。状況に応じて、ワーファリンの服用を中止し、痛み止めを使うといった選択もしなければならない。
(参考文献:磯部 光章(著)/『話を聞かない医師 思いが言えない患者』 (集英社新書))
あざを少しでも早く治す方法
青あざができると、目立つところにできてしまったらなおさらブルーになりますよね。私は青あざができてしまったら、ヘパリン類似物質含有のクリームもしくはローション(ヒルドイド)を患部に塗っています。皮膚科医に聞いたところ、皮下出血の吸収がよくなって、青あざが遷延するのを抑える作用があるそうです。よくみると、「血行促進・皮膚保湿剤」と書いてありますね。アトピーの治療で、子どももこのクリームを使っています。
あとは、お風呂に入って血液循環をよくして、自然吸収力を高めるなどしています。ただし、ぶつけてすぐの初期で腫れがひどいときはアイスノンや保冷剤などで冷やしたほうがいいかもしれませんね。私はだいたい、いつの間にかできちゃったあざの場合が多いので、温めます。
ワーファリンを服用されている方もそうでない方も、とにかくケガには気をつけましょう!