こんにちは。アラフォー難病女子のかふぇもかです。
2018年7月~9月、膠原病内科からの紹介で脳血管内科にかかり、高安動脈炎の合併症(左右頸動脈閉塞)による脳梗塞の発生リスクを抑えるためのバイパス手術を検討しました。
結局、現時点では手術はしないほうがいいということで、経過観察中です。
そんななか、少しでも血流を改善できればいいな、と思い、2018年夏頃より、近所の整骨院でスーパーライザーを首の付け根に照射してもらっています。
スーパーライザーとは?
スーパーライザーとは近赤外線を患部にあてる光線治療機器で、光の成分と温熱効果で消炎・鎮痛の作用があるそうです。
首の付け根にある交感神経のかたまりである星状神経節へ照射することで、副交感神経に切り替わり、リラックス効果も期待できるらしい。
麻酔科・ペインクリニック、整形外科、眼科、耳鼻科などさまざまな医療現場で使われているそうです。
スーパーライザーが有効とされる疾患
ポスターを読んで私が目に留まったところでは、
- 頭痛、肩こり
- めまい、耳鳴り
- 肩・腰・膝などの関節痛
- 手足の血行障害
- リウマチ
- 顔面神経麻痺
- アレルギー性鼻炎
- 慢性副鼻腔炎
- 緑内障
- レイノー病
- 自律神経失調症
- 更年期障害
- 不眠
- 冷え性
- 便秘
などなどです。要は、血流が改善されることで、いろんな症状がいい方向に向かっていくワケだな、と理解した私はスーパーライザーを受けてみたいなぁー、と思うようになりました。
スーパーライザーを受けてみた感想
スーパーライザーを整骨院で受ける前に、事前に高安動脈炎のかかりつけ病院の医師に首にスーパーライザーを照射しても大丈夫か聞いてみました。
脳血管内科(脳卒中の専門医)の担当医曰わく、スーパーライザー自体に効果はあるかわからないけど、危険性は特になさそうだから治療はご自由に~、というかんじだったので、近所の整骨院で受けてみることにしました。
- 照射中まったく痛みは感じない。
- ただ、私の場合、左右頸動脈が閉塞しているので、照射器具を首の付け根に押し当てられている10分の間、とてつもなく緊張した
- 照射後しばらくして手足が温かくなった
- 脈拍が10くらい下がってリラックスできた
- その日の夜は眠気に襲われ、朝までぐっすり眠れた
- たまたまだろうけど、1週間続いていた胃痛がおさまった
- たまたまだろうけど、5日間ほど続いていた頭痛がおさまったことも
というかんじ。
首の脈は普段振れにくい私ですが、スーパーライザーを照射した日は一時的に首元の拍動が感じられたりします。
スーパーライザーの治療費
左右2部位照射で計10分、500円(自費診療)です。
自由診療なので、都内の内科では4000円(税別)だったり、外科で鎮痛・消炎目的なら保険診療で350円で受けられるところもあったり、美容内科では8000円以上するところもあったり、料金はマチマチなようです。
通院頻度
効果が持続するのはせいぜい1~2日なので、週に2~3回受けるのが理想的と整骨院で言われました。
でも、そんなに私は通ってられないので、不眠が続いたり、交感神経が高まってるなーと感じたときや調子がイマイチなときなど、週1~週2回程度で照射してもらっています。
スーパーライザーどんな人におすすめ?
私は残念ながら閉塞してしまった頸動脈は治らないけど、少しでも血流がアップして体調がいい日が増えるといいな、程度に利用しています。
不眠症の人とかは一度試してみる価値はあるかも。
ステロイドを大量に服用しているときの副作用で、交感神経が高まっちゃってるときとか利用するのはありかもなー。
あとは懐具合と相談です。