少し前のことですが、体調がイマイチで動けない日が1週間ほど続き、それに伴ってプチうつな状態が続いていました。
頭痛や動悸などにともなって不安感が現れたり、「生きるのが疲れた・・・」と仕事中の夫にSOSメールをしたり、だいぶメンタルが弱っているな、と自分でも危機感を覚えたので、病院へ行くことに。
近所の心療内科をいくつかあたってみたところ、いずれも初診の予約がとれるのが、1~2ヶ月後など、だいぶ先。
そんなに待ってられん!今すぐどうにかしたいのだ!!
というわけで、すぐに診てもらえそうな女性クリニック(婦人科)内の漢方外来を受診してみることにしました。
そこで処方してもらったのが、2つの漢方薬(いずれも市販もされている比較的メジャーな漢方薬みたいです)。
- イライラや不安感
- 興奮
- 神経過敏
→「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」を4ヶ月ほど服用しましたが、効果が薄まってきたか、効き目があるかないかイマイチわからないので別なお薬に変えてみることにしました。
→2018年12月下旬より、「加味帰脾湯(かみきひとう)」を服用中。こちらは、一般に不眠症やうつ状態の改善に効果があるお薬みたいです。1ヶ月服用して、生理前後も精神的に落ち着いていたので、一定の効果はあるのかな?ということで継続服用中。
【2019年1月中旬追記】
生理前に、右足(太ももの裏側とふくらはぎ)が異常にだるくなることを婦人科医に相談したところ、「しゃく薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」が7日分だけ処方されました。こむら返りの薬として知られているようです。漢方のなかでは副作用が出やすい薬のようなので、あまり使いすぎないように、生理前3日間だけ服用するようにと注意されました。そう言われると、私の場合、稀な副作用ほど出やすかったりするので、ちょっと警戒して使うことにします。
→使ってみたところ、即効性があって、脚のだるさが5分ほどでスーッと消えました。これはいい!
- 頭痛
- めまい
→「五苓散料(ごれいさん)」は効果を実感し、2018年8月より継続服用中。
初診料 500円(1割負担)
薬代 3週間分 530円
私の場合、膠原病の一つ高安動脈炎とその合併症・狭心症の持病があり、ステロイドや免疫抑制剤(プログラフ)、アスピリン、アーチスト錠、ニコランジルほか計10種類くらいお薬を服薬しているので、漢方薬なら副作用もほとんどなく安心して飲めます。
降圧作用のある狭心症のお薬のせいか、薬の量を減量しても特に午前中は低血圧(上80台)になりがちで、めまいやだるさで動けない日々が続いていましたが、おかげさまで、これらの漢方薬を飲むようになってからは、めまいや頭痛が緩和された印象で、不安感も飲まないよりはマシかな、というかんじで、いまでは毎日朝晩飲むのが日課です。
たぶん、ステロイド(治療開始時60mg→4mg)ほかお薬を長期に渡っていろいろと飲んでいるから、自律神経が乱れちゃっているのでしょうね。
これからも体調管理に気をつけて、心穏やかに過ごしたいものです。