【歯科通院記録】持病があると歯医者に通うのも気をつかうよね~、というお話(随時更新)。 #膠原病 #血管炎

こんにちは。アラフォー難病女子のかふぇもかです。

虫歯は命取り、とも言われますから、半年に一度は歯のクリーニング(PMTC)を受けたりして、日頃から口腔ケアには気をつけるようにしている私ですが……。

ついに、治療が必要な歯が出てきちゃいました(泣)15年ぶりに歯医者さんに通院中です(2019年5月)。

そこで、当ページでは、通院記録を残しておきます。

【体験談】歯周病予防に約1万円の「PMTC」を受けてみた。PMTCの効果は?費用は?

膠原病内科の主治医と歯科治療について相談

ステロイドや血液サラサラ薬(ワーファリン、バイアスピリン)、骨粗しょう症薬など服用している私は、歯医者にかかるのも気をつかいます。

歯科治療中、とくに抜歯(出血)をするような治療にもなると、場合によっては服薬中止しなければならない薬が出てくることがあるからです。

膠原病内科の主治医からは、「歯の治療をするときは前もって相談してね」と言われていたので、前もって歯の治療のことを主治医に相談しました。

歯科治療を受けるときの注意点など

主治医からは、

  • どのような歯の治療をするのか?
  • どんな薬剤を使うのか?

と言ったことを聞かれました。

具体的には、

  • 骨粗しょう症薬は歯科治療中は飲めない。
  • 抜歯をしないのであれば、血液サラサラ薬は継続してかまわない。
  • 虫歯を早く治すために、免疫抑制剤は一時的に休止しましょう(2ヶ月くらい休むことになりそう)
  • 歯科治療で抗生剤を飲むことがあれば、これを飲んでください
  • 歯の治療で使っている薬剤の名前を教えてください

など指示がありました。

私が通っている歯科医院はこんなところ

  • 最新設備(CTなど)が導入されている、新しめ(開院して2~3年目)の歯科医院です。
  • 院長は、東京医科歯科大学出身
  • 抜歯など大がかりな治療が必要になったら大学病院の歯科を紹介してもらえるように、東京医科歯科大学病院と連携している歯科医院を選びました(院長が東京医科歯科大出身)。
  • 通院の負担を軽くするため、できるだけ家から近い歯科医院を探しました。
  • 根管治療で、「マイクロスコープ」と「ラバーダム」を使っている

膠原病内科の先生にお手紙を2度書いてくれた

歯科医院の先生は、こういう歯の治療をします、などといった内容のお手紙を膠原病内科の主治医に書いて郵送で送ってくれました。

それに対して、主治医は、免疫抑制剤を一時的に休止することや、抗生剤を処方するときはこれでお願いします、といった内容のお手紙を歯医者の先生に返信してくれていました。

追加で、主治医から歯科治療でどういう薬剤を使っているのか聞いておいてと言われたので、歯科医院の先生に確認したところ、それについてもお手紙を出してくれました(膠原病内科の通院が2ヶ月後だったので)。

スケジュール面の配慮

また、今回、歯科治療を受けるにあたり免疫抑制剤を休薬するので、早く再開するために「できるだけ早く歯の治療を終えたい」ことを要望したところ、それについても配慮してもらっています。具体的には、通常30分~1時間枠の予約しか受け付けていないところ、1回1時間30分、2時間の枠で予約を入れさせてもらったり、次回、次々回の予約まで、まとめて予約をいれさせてもらったりしています。こんなかんじで、親身になって診てくれる歯医者さんでよかったです。(追記:2021年8月、この先生は独立されて、退職されてしまいました(泣))

技術面については「よくわからない」が正直なところ

正直、担当医の技術力に関しては、比較できないので、よくわからない、というのが正直なところ。

今回の治療を終えて5年・10年経って、再治療が必要になっていなければ、腕はまぁまぁだったのかな、程度に思うのかもしれません。

歯科医選びって難しいですよね。。

一つ印象に残っているのは、1本目の治療は奥歯のほうの治療で、2本目の治療は前歯の根管治療でしたが、前歯の治療のときは、「ラバーダム防湿」といって、治療する歯に唾液などがかからないよう、口の中全体を薄いゴム製のシートで覆って、細菌が限りなく入らないような処置をきちんとやってくれていたので、信頼できる歯医者さんだと思いました(むかし通ってた歯医者さんはこんなことしてくれなかったので。たぶんこの10年で治療技術や素材?が進化しているのもあるのでしょうね)。

根管治療の内容と費用(2本で約26万円)

ビフォー:被せものを取り外して(再治療)、根っこのお掃除。

アフター:薬を詰め終わった段階(白い3本の陰の部分)。

最終的に土台を作って、型取りをして、詰め物(*)をします。

治療費と通院回数

1回目(90分):約2160円(仮歯実費負担)

2回目(60分):約3000円(私の場合、医療費助成を受けられるので自己負担なし)

3回目(90分):約3000円(私の場合、医療費助成を受けられるので自己負担なし)

4回目(60分):131,760円(*全額自己負担)

5回目(60分):新しいかぶせものをして1本目(左上の奥から2番目)終了

6回目(90分):2本目(前歯)約3500円(私の場合、医療費助成を受けられるので自己負担なし)

7回目(120分):131,760円(*)

8回目(60分):新しいかぶせものをして2本目(下前歯)終了

  • (*内訳)オールセラミッククラウン:1本 12万円(5年保障、5年~10年は半額)
  • ファイバーコア(土台) 2000円
  • 消費税 9760円

今回、2本の治療で約26万円もの出費となりました(泣)。

70代の母は、抜歯してインプラントで1本あたり30万~40万円かかったというから、それよりは費用面ではまだマシかと言い聞かせて・・・。

ちなみに、確定申告(医療費控除)して、数万円戻ってきました。

【追記】2021年6月、下の前歯に痛みが出て、関連痛で関係のない歯、数本にも知覚過敏の症状が出ました。以前と同じような治療を受けています。先生の目視やレントゲン上では異常は指摘されませんでしたが、実際に歯を削ってみると虫歯が見つかりました。

治療にあたっては免疫抑制剤(タクロリムス)を1週間休薬しました(治療を受ける日の1週間前から)。

治療が必要な歯がなくなったところで、骨粗しょう症予防の点滴(1年タイプ)を11月中旬に打ちました。

タイミング悪く(?)、点滴を打った1週間後に、左上奥の銀歯の被せもの(15年以上前に治療)周辺がズキーっ、ズキーっと3時間ほど痛み、すぐさま歯科に電話予約を入れ行ったところ、レントゲン上で虫歯を疑う所見あり。12月、再び治療がはじまります。

2023年3月

右上および右下奥歯の治療中。回転性めまいからはじまり、浮動性のめまい。歯痛、眼痛、頭痛も加わり、痛み止めが欠かせず、血圧も高め。体調不良と通院続きでイヤになります。歯科治療のストレスに加え、子どもの卒入準備、寒暖差など、疲れがたまっているようですね。休み休みを心がけます。皆さまもどうぞご自愛ください。

2023年11月

左上の親知らずを抜歯しました。そのときの記録はこちら↓

【口腔外科】親知らず抜歯までの記録(高安動脈炎11年目)

2024年2月 2021年6月に治療した前歯の被せ物が食事中に突然ガリゴリっと音を鳴らして取れかかってしまい、その日のうちに歯科へ。レントゲンを撮ったところ、土台にヒビが入っていました。歯茎が腫れていたので、麻酔をして、歯茎周りをクリーニングして、古い接着剤を取り除き、取れた被せ物を取り付ける処置だけで住みましたが、また取れてしまったときには土台の作り直し(できる状態か微妙)、最悪、抜歯だそうです。。。。。。(泣)

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虫歯になってしまうと、治療に時間を取られ、治療費がかかりますし、なにより全身の健康も害してしまう可能性もあるので、日頃からお口の中のケアは大切にしたいものですね。