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ステロイドと不眠症
ステロイドの副作用の一つに「不眠」があります。2013年11月よりステロイド加療がスタート(60mg/日)し、当初は気分が高揚して眠れない日々が続きました。主治医からは睡眠導入剤を処方されているので、必要に応じていまでも服用しています。私の場合、初めの頃は寝付けないことが多かったですが、そのうち寝つけても朝3時など早朝覚醒してしまうことが続きました。
「不眠」との付き合い方
眠れないって、ツラいですよね。私もはじめて不眠症になったときは、「あぁ今日も眠れないのかな?」「また早く起きてしまうのかな?」と憂うつな気分になってばかりいましたが、早く目覚めてしまったときには、マッサージチェアに座り、あずきのチカラで肩をあたため、足温器につかりながら、原稿書きをしたり、“朝活”すればいいや、とムリに寝ることはやめました。その代わり、私は在宅フリーランスだからできることですが、昼食後には20分~1時間くらい寝るようにして、睡眠時間を確保することに努めました。
夕方以降カフェインを飲むと眠れないという人がよくいますが、私自身もいまはステロイドやワーファリンほかさまざまな薬を服用中でお薬の効き目が弱くなってしまったり、眠れなくなってしまったりするのがいやなので、基本カフェインレスコーヒーなどを飲んでいます。
でも、たま~に飲む普通のコーヒーがこれまたウマいんですよね~。コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて心臓や脳血管、呼吸器の病気で死ぬ危険性が4割ほど減る。・・・そんな研究結果も、国立がん研究センターや東大などの研究チームから発表されていますし、今後もたまにフツーのコーヒーを飲んで幸福度アップといきたいところです。
こんなにかわいい入眠アイテムも!
私はこうして不眠症を克服した
1.脚温器で足を温めてから寝る
2013年頃から不眠症が続いていて、一時的に睡眠導入剤にもたよっていましたが、脚温器をつかうようになってからは、薬にたよらなくても寝られるようになりました。毎晩、布団のうえで仰向けの状態でひざ下を温め、気付いたらそのまま朝まで寝てしまっているという具合(ステロイドがだいぶ減量になったからかもしれないけど)。脚温器でなくとも、たとえば布団乾燥機でお布団を温めたり、電気毛布や湯たんぽを利用するのもよさそうですね。もちろん、可能な人はお風呂にゆったりつかって体を温めるのが一番効果的でしょう。
2.寝る1時間前までにパソコン・ケータイいじりをやめる
パソコンやスマホ、テレビなどは覚醒作用があるようので、やめるように心がけています。私の場合、22時には寝る態勢に入るようにして、23時には就寝、5時台に起床という生活リズムです。
3.アロマオイル
みなさんは、普段の生活のなかに、“香り”を取り入れていますか? アロマセラピーに使うエッセンシャルオイルにはさまざまなパワーがあり、その時々で「気持ちいい!」と感じた香りを使い続けることで免疫力を高めたり、体質改善までできてしまうすぐれものなんですよね。朝3時くらいに覚醒してしまうなど、睡眠が浅いときは、寝る前にリラックスできるように、安眠をサポートしてくれるラベンダー系の香りのアロマオイルなどを取り入れています。
4.読書をする
小説などを読むと、けっこう眠くなってきたりしませんか?でも、読んでいて不安になってきちゃうようなジャンルの本はやめておいたほうが無難でしょう。
5.照明の色は重要
わが家では、リビングの照明を寝る前に、白い光からオレンジ色の光に切り替えます(リモコンでお休みモードに切り替え)。こうすることで、自然と寝るモードに切り替わります。暖色系の光はムーディーでリラックスできるので、寝室の電球が白い光の人は、赤色やオレンジに近い電球に変えるだけでも寝つきがよくなるかもしれませんよ。
1時間眠れないときは、あきらめて導入剤にたよる
眠れるときは、お布団に入って3分くらいで眠れてしまう私です。でも、考え事をしちゃうと眠れなかったりします。睡眠不足になると体調が悪化しやすいので、1時間眠れないときは、導入剤にたよるようにしています。
「冷えは万病のもと」とも言いますし、病気をよせつけないためにも、「温め」を心がけながら、質のよい睡眠をとっていきましょう!
そのほかの快眠サポートグッズ
- 王様のうたた寝枕
- RAKUひざクッション
- ベリー安眠セット
- イビピタン(いびき、のどの乾燥対策)
- ノーズテープ(鼻腔を広げて呼吸をラクに)
- アロマオイル(ラベンダー、スィートオレンジ油など)