今年2018年からいよいよ「つみたてNISA」が始まりました。
このブログでも宣言していたとおり、私もつみたてNISAを利用して、数年ぶりに積立を再開します。
目次
つみたてNISAの概要
- 2018年1月から運用開始(口座開設は2017年10月からスタート)
- 年間投資額の上限は40万円
- 非課税期間は最大20年(投資可能期間は2037年まで)
- 長期積み立て非課税枠最大800万円
- 現行NISAとの併用はできない
つみたてNISAのメリット
年間40万円までと上限はありますが、20年間は値上がり分や分配金に課税がされないで、最大800万円を非課税で運用できるのは最大のメリットですね。
また、つみたてNISAは、確定拠出年金(イデコ)と違って、いつでも売却できるので、老後資金目的だけでなく、住宅資金や教育資金を貯めるといったことでの利用も可能ですね。
つみたてNISAのデメリット
確定拠出年金のように掛金の全額所得控除などがない
私がつみたてNISAを利用する理由
積立投資は私のような主婦でも気楽にできる投資スタイルです。
積立投資に興味のある方は、まずこのあたりの本を読んで勉強してみましょう。
私は、子どもが生まれてから学資保険のかわりに積立投資を始めました。手数料の安いインデックスファンドへの投資歴は、約7年くらいになります。運用成績は、ほったらかし運用・複利効果で何百万円単位でプラス運用できており、アラフォー難病主婦の私にはピッタリの投資法だと思っています。
いつでも自由に売却・引き出せるから
つみたてNISAはいつでも自由に売却・引き出しが可能です。確定拠出年金のように「60歳まで引き出せない」というのは、この先、老い先長くはないであろうアラフォー難病女子の私にとっては大きなデメリットでしかありません。
つみたてNISAには、確定拠出年金のような掛金の全額所得控除などはないという制約はあるけれど、資金の流動性を第一優先に考えれば、専業主婦の私の場合、積立NISAで運用するのが賢明な選択だと思っています。
具体的にいくら投資するか?
つみたてNISAは「年間40万円」までの投資が可能です。
月額換算で約33000円×最大20年間=792万円の元本を投入したとして、将来いくら貯まるでしょうか。大和証券の簡単シミュレーターを使って、シミュレーションしてみましょう。
想定利回り3%(年率)の運用の場合で、運用収益は約289万円になる試算です。
想定利回り5%(年率)だとしたら、運用収益は約553万円!
通常の口座だと、税金20%がもっていかれてしまうので、これが非課税になるとあれば、だいぶお得感を感じられます。
というわけで、これは使わない手はないということで、私はつみたてNISAを利用して2018年1月から積み立てていく予定です。
つみたてNISAの具体的な対象ファンドは?
つみたてNISAの非課税対象は、長期の積み立てに適した株式投信や上場投信のみとなります。2017年12月12日時点で132本あります。
つみたてNISA対象ファンドの資金流入上位ランキング(2018年2月末時点)
- 野村インデックスファンド日経225
- ニッセイ日経225インデックスファンド
- eMAXIS日経225インデックス
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- SMT 日経225インデックス・オープン
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim バランス
- つみたて日本株式
(QUICK資産運用研究所調べ)
つみたてNISAの投資先はeMAXIS Slimシリーズで決まり!
なんと、2017年12月末に、eMAXIS Slim1商品の信託報酬手数料の大幅値下げが発表されました!!
先進国株式クラス
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
信託報酬手数料 0.1095% *
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス指数(円換算)
新興国株式クラス
- eMAXIS Slim 新興国株インデックスファンド
信託報酬手数料 0.19%
ベンチマーク MSCIエマージング・マーケット・インデック指数(円換算)
*新手数料は2018年1月30日からです。
というわけで、投資先は信託報酬手数料がお安い、eMAXIS Slim シリーズで決定です!
積立商品は随時変更できるので、とりあえず、スタート時はこれらの商品で始めてみます。
ほかに魅力的な商品が登場したら、随時変更すればいいですもんね。
eMAXIS Slimシリーズが購入できる金融機関
- SBI証券
- 楽天証券
などありますが、私は使い勝手のいいSBI証券でコツコツ積み立てていきます。
みなさまも、賢くお金を増やしていきましょう。