【経験談】ひどい口内炎になって潰瘍ができた話(経口ステロイド+免疫抑制剤の副作用)。

歌手の堀ちえみさんが舌がんであることを公表されました。

堀ちえみさんは、もともと関節リウマチで、免疫抑制効果のある抗リウマチ薬・メトトレキサート(MTX)を内服されていたそうです。

私も含め、膠原病などのある人であれば、一度は見聞きしたことのあるお薬ですよね。

メトトレキサートの副作用として、口内炎はよくある症状のようで、長い間経過観察となっていたのは、やるせない気持ちでいっぱいです。

私も高安動脈炎でステロイドと免疫抑制剤(プログラフ、タクロリムス)などを服用中なので、ホント他人事とは思えず、ショックです。無事に回復されることを祈るばかりです。

私の口内炎体験談

免疫力が低下すると、ひどい口内炎になることも

小さい子どもがいると、ついつい自分のことは後回しになりがちです。

子どもが夏休みに入り、昼食後の歯磨きをサボったり、うがいの回数が普段より減ってしまっているせいでしょうか、ある夏(2016年)、ひどい口内炎(潰瘍性口内炎)ができてしまいました。

1センチほど白っぽく楕円形のかたちをしていて、中心は陥没、いかにも潰瘍っぽくなっているので、初めて見たときには「何じゃこりゃ?ガンか?」と動揺してしまうほどでした。

痛みはあるものの、飲み込むときの痛みはそれほど強くないので、食事はフツーに取れているのは不幸中の幸い。

耳鼻咽喉科で診てもらったところ、「かなり根が深いから治るのに相当時間がかかるでしょう」と言われました(>_<)

口内炎治療薬

処方されたのは、口内炎治療用の軟膏と黄連湯(オウレントウ)という漢方薬。

ステロイドや免疫抑制剤を長期服用していると、こういうマイナートラブルが多くて、年がら年じゅう何かしら症状があってホント参っちゃう。

口内炎が治るのにどれくらいかかったか。

結局、このツラい口内炎が治る(痛みが完全に消える)までに、1ヶ月半~2ヶ月近くかかりました(2016年10月7日追記)。

健康な人と比べて、風邪でもなんでも、治るまでに2倍、3倍の日数を要する印象です。

なかなか治らなくて、心配にもなるし、医療費はかかるしで、ホントいやー!!

口内炎時の救世主になるか?口内炎パッチ

口内炎が治ってから知ったんだけど、巷では「口内炎パッチ」とやらが市販されています。

大正製薬からは、ステロイド成分を含まないもの(白)とステロイド配合のもの(黄)の2種類あり。

アマゾンで10枚入り700円前後とちょっと高いけど、痛みがひどいときには、こういったパッチを貼ってみるのも手かもしれませんね。ツイッターで「痛みがなくなった!」「神神神」とツイートする人もいて話題になっていたので、私も使ってみましたけど、うまい具合に患部に貼れなくって、結局1回限りでやめちゃいました。

日ごろからの口腔ケアが大切!

皆さんもツラい口内炎になってしまわないように、日ごろからこまめにうがいや口腔ケアなどを心がけましょう!

口内炎が2週間以上長引く場合は、専門医である歯科口腔外科で診てもらったほうがいいかもしれません。

口内炎もあなどるなかれ、ですね。