現役ナースあさみさんを突撃取材！アラサー看護師×家事代行のプロ「愛用グッズ」と「サラメシ」を教えて！～手荒れ・乾燥・感染症対策からオススメ本まで紹介。

どうも、アラフォー難病女子のかふぇもか（@ta_mocha）です。

看護師さんは普段から感染症予防にはすごく気を付けていらっしゃると思いますけど、感染症予防のためにしていることは何ですか？

• 術前並みに長く手を洗うこと
• 人混みを通るときはマスクをする or 息をとめる
• 吐物には絶対に近づかない

ですね。

病院内って、乾燥しがちかと思うのですが、乾燥対策などはどうされていますか？

ハンドクリームは必須ですね。冬は顔や頬にクリームをたっぷりつけて寝ています。仕事中、特に顔はそんなにケアしていません。

看護師さんに人気のある手荒れ予防にいいハンドクリームなどあれば教えてください。

私は、ユースキンを使っています。前の病院では経費でハンドクリームが支給されていましたが、なかなか効果が薄くて結局自分でユースキンを買っていましたね。

看護師・あさみさんの“サラメシ”（勤務先での昼ごはん、夜ごはんなど）といえば、何ですか？

私は今、夜勤専従の仕事をしているので、夜ご飯、夜食、朝食を持っていっています。

夜ご飯休憩は３０分と長くないため、パパッと食べられるようにおにぎりやパンと具だくさんスープが多いですかね。たまに、コンビニのサラダやパスタも買います。

夜食は、おにぎりやサンドイッチ、サラダチキンを食べることが多いです。血糖値を上げすぎてしまうと朝にぐったりしてしまう体質なので、ここでは低糖質のものを選ぶようにしています。朝食は、食べたり食べなかったりするのですが、パンやコーヒーが多いです。

職場で飲んでいるお気に入りドリンクはありますか？

コーヒーは必須ですね。決して、眠くならないわけじゃないんですが、飲むとシャキッとします。マウントレーニアのノンシュガーが好きです。

あとは常温のお水、ですね。一晩の夜勤で２リットルは飲みます。

仕事で疲れた体を癒すために愛用しているグッズなどありますか？

「蒸気でホットアイマスク」を仮眠中に使ったり、家ではDURANCEのバスソルトや、筋膜リリースに使う「グリッドフォームローラー」で全身をコロコロしています♪

看護師さんに人気のWEBサービスやアプリなどあれば教えてください。

やはり、医師による医療相談・夜間救急往診サービスを提供する「ファストドクター」（東京23区内限定／中学３年生まで。成人も一部エリア対応）の利用者は多いですね。子育て中のワーママに評判がいいです。

あとは家事代行サービスをうまく使っている人もいます。

大学病院を退職後、作り置き専門の家事代行スタッフをされていたそうですが、ワーキングマザーはもちろん、私のような難病のある主婦などのニーズも高いと思います。どこでお願いできるのでしょう？

よく聞くのは
・ベアーズ
・Casy(カジー)
・タスカジ
・DMMおかん
あたりでしょうか。

あっ！私はベアーズを年末の大掃除で一度だけ利用したことがあります（過去記事へ）。家事代行というと、料金が高いとか、敷居がちょっと高いイメージがありますが、どんな人たちが利用していますか？

時間あたり1500円～3000円くらいが相場でひと枠２～３時間が多いように思います。

ユーザーは圧倒的にワーママが多いですね。あとは、妊娠中でつわりがひどいとか、第二子妊娠中なのに上の子もイヤイヤ期、旦那は海外出張へ、なんて人もいました。意外にも、男性の一人暮らしの人もいらっしゃいますが、私は安全面からお伺いすることはほぼありませんね。

あさみさんは、具体的にどんな家事代行業務をされているのですか？

私は、お料理を頼まれることが多いです。３時間あれば10品～13品は作ることができます。他には、料理は２時間でいいから残りの１時間は水周りを掃除して欲しい、という方もいますね。

スゴすぎる、あさみさん！私と結婚してください！（笑）

女性からよくプロポーズされます（笑）

料理の好みは人それぞれなのでなんとも言えませんが、アレルギーの対応や低糖質、塩分控えめは対応可能です。ただ、一度だけ妊婦さんのおうちに伺ってお料理をした際に「料理が油っぽくてほとんど捨てました」と言われたことがあって、こちらの配慮が足りずに申し訳ないな、思ったことがあります。

頻度は毎週の方もいれば、隔週の人もいます。あとはお客さんもフレキシブルに働いている人が多いので、スポット枠（毎回都度依頼する方式）を活用している人も多くいますね。ただ、定期枠（毎週、隔週など決まった間隔で伺う）の方がお客さんの支払う額が安くなるのでそっちがおすすめです。

私の場合、膠原病（高安動脈炎）のステロイド治療の副作用で糖尿病になりやすいのでゆるく糖質制限をしたり、狭心症も合併しているので塩分制限（１日６g以下）があります。夫は重度のアトピーがあって白ごはんは食べなかったり、子どももアトピーと卵アレルギーなどがあって、家族それぞれ食事の好みも異なり、いつも献立を考えるのに苦労しています。一度、こういう作り置きサービスも利用してみたいなぁ･･･。

私の家族はそうだったのですが、好みも食べたいものも違うのであれば、無理に同じ献立を食べなくてもいいのでは？と思っています。白ごはん、たまご、野菜、肉や魚などのたんぱく質、豆腐くらいあればなんとか組み合わせて３品くらいはできると思うので、自分の食べたいものを食べるのが互いにストレスがかからなくていいんじゃないかと。

有機食材宅配の「大地を守る会」（オイシックス）に入っていらっしゃるそうですが、あさみさんは食意識がものすごく高いんですね！

祖母の代から食へのこだわりが強い一家に育ってしまったために、たしかにエンゲル係数の高い暮らしはしていますね（笑）

もともと、母が生活クラブという生協に入っていました。おかげで、添加物やまがいものの少ない食品を口にできる暮らしではありましたが、あれは毎週同じ時間に受け取らないといけないので、シフト勤務だった私には難しく、注文したら都度受け取れるところを探していたところ、友人から有機食材宅配の「大地を守る会」（オイシックス）を紹介してもらい使っています。

ちなみに、わが家では生協のパルシステム東京に入っています。指定難病の医療券で手数料がタダになるので。

「大地を守る会」では、どんなものを注文しているのですか？

私がよく注文するのは、豆腐セット、たまご、しらす、厚揚げ、野菜セット、ですね。もう、なんといっても美味しい。野菜がちゃんと野菜の味がするので少ない量でも満足できます。あとは、自分で作る方が美味しいので調理済みのものはあまり買いませんね。

買い物つながりでいうと、OK（オーケー）という激安スーパーが大好きなのでそこで買い物したり、コストコの会員でもあるので冷凍できるものはどどーんと買ってしまうことも多いです。

難病と診断されて、動揺している30代の女性患者さんがいるとします。そんな患者さんに、あさみさんが本を１冊プレゼントするとしたら、何かおすすめの本はありますか？

最近読んだ本でよかったのは『365日の広告コピー』ですね。１ページに１フレーズなので読みやすいですし、読むとじわじわ元気が出てくるので病気を宣告された後でも大丈夫かと。

そのほか、入院中などでも読むのにピッタリな、30代女子がよりよく生きるためのおすすめ本があれば教えてください。

はあちゅうさんの『半径５メートルの野望』、ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』、ちょっと昔の本ですが、大平光代さんの『だからあなたも生き抜いて』あたりは、おすすめです。

最後に、ナースあさみさんの「今後の夢」などをお聞かせください。

私は臨床での経験を通して、自己啓発にあるようなふわふわしたものではなく、地に足のついた自分らしく生きるとは、そして人生の最期をどう迎えていくのか、というデータをたくさん得られています。これらをこれからを生きていく人、これから患者さんになる人へ向けてわかりやすく伝え、自分の人生を自分で考え決めていく人をもっと増やしたいな、と思っています。そうすることで人生の充実度や納得感が増す、と私は信じています。