【体験談】歯周病予防に約1万円の「PMTC」を受けてみた。PMTCの効果は?費用は?

皆さんは、日ごろから歯のメンテナンスをしていますか?

私は半年に一度、歯の定期検診と歯石除去を受けています。

そんななか、知人のライターさんから「PMTC、すっごくいいよ!」という話を聞いたので、受けてみることにしました。

「PMTC」とは

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医師や歯科衛生士などのプロによる専用の機器を使った歯のクリーニングのことです。

PMTCの効果

毎日の歯磨きやフロスなどのホームケアでは取れない、歯石やステイン(歯の着色汚れ)、歯垢(プラーク)などを除去して、歯周病や歯肉炎の予防が期待できます。

PMTCの料金

予防歯科を目的とした歯のクリーニングになるので、保険適用外の自由診療となります。

PMTCの料金相場は、5000円~2万円くらいと、料金設定も内容も医療機関によってさまざまです。

私のPMTC体験談

PMTCは歯医者さんによって、値段もさまざまななので、近所の歯医者さん2~3軒に電話して料金と内容を確認してから行くことにしました。

  • A歯科 90分 13000円(税別)
  • B歯科 60分 7000円(税別)+歯石取り(保険適用で3500円くらい)
  • C歯科 〇分▽円

というかんじでしたので、60分7千円で受けられるB歯科に行ってみました。

PMTCの流れ

  1. 染め出し液を使って、磨き残しの部位を確認(古い歯垢は「青」、新しい歯垢は「赤」)。
  2. (歯石取りは別の歯医者さんで数日前にやっていたので今回は省略)
  3. 細かいパウダーをジェットスプレーで水と一緒に吹きかけ、バイオフィルム(細菌の層)、頑固な着色、奥歯の細かく複雑な凹みの奥まで徹底的にクリーニングして、歯周ポケット内も洗浄。
  4. 最後に、虫歯予防のフッ素を塗って、乾燥させて終了。

「虫歯は命とり」。日ごろの口腔ケアが大切

歯周病は、自覚症状が現れにくい病気だと言われています。

歯周病があると、歯周病菌が血管内に入り込んで、心臓血管疾患や糖尿病、リウマチ、認知症など、全身の健康にも影響するとか。

加齢とともに飲み込む力(嚥下機能)が低下すると、口の中の細菌が唾液といっしょに誤って気管に入ってしまい、肺炎を引き起こすこともあるそうです。私が入院中、よく目にした風景でもありますが、看護師さんたちが高齢の患者さんに「食べたあとは、きちんと歯磨きしましょう」と、口をすっぱくして言っていたのも、そのためなんですよね。

私自身も、主治医から「虫歯には気をつけてね」と言われているので、これからも、お口のなかはできるだけ清潔に保つように心がけたいと思います。

お口のなかの健康は、全身の健康につながるので、皆さんも、日ごろから口腔ケアをしっかりとしていきましょう!