【骨密度検査】検査費用はいくらかかる?検査時間は?骨粗鬆症の治療経過(2014〜2024年)。

2014年6月26日に骨密度検査(骨塩検査、DEXA法)を受けました(その後、2017年10月、2021年4月、2024年3月にも検査)。

私(当時36歳)の場合、ステロイドの副作用で骨粗鬆症になりやすい(骨折リスクが高くなる)とのことなので、骨密度の検査を主治医にお願いして受けることになりました。

検査内容と所要時間

今回私が受けた検査は、検査台に横になり、X線で骨量を測定するもので、腰椎と大腿骨頸部の2ヶ所の骨量を測定しました。約10分で終わる検査なのでラクなものでした。

服装は、ブラジャーやジーンズなど金具が付いていない洋服を選んで着ていったので、検査着に着替える必要がなく、スムーズに検査が終わりました。

検査料

診療報酬点数:450点
3割負担で1,350円

測定結果(2014年、2021年、2024年)

【大腿骨頸部】

骨面積4.744cm2
骨塩量3.374g

あなたの骨密度(骨に含まれるミネラルの量)は
0.711g/cm2 です。→ 0.921g/cm2 に上昇(2021年)→ 0.907g/cm2 に減少(2024年)

若い人(20歳)と比較した値は
90% です。 → 98% に上昇(2021年)→ 97% (2024年)

同年代と比較した値は
94% です。 → 105% に上昇(2021年)→ 105% (2024年)

【腰椎】

骨面積44.372cm2
骨塩量37.426g

あなたの骨密度は
0.843g/cm2 です。→ 1.144g/cm2(2021年)→ 1.176g/cm2 に上昇(2024年)

若い人(32.5歳)と比較した値は
82% です。 → 96%(2021年)→ 99% に上昇(2024年)

同年代と比較した値は
83% です。 → 96% に上昇(2021年)→ 100% に上昇(2024年)

*70~79%は骨密度がやや低下しているイエローゾーン
*70%未満は骨密度が少なく注意が必要なレッドゾーン

主治医のコメント

2014年「やはり低いですね。ステロイドを服用していることを加味すると、すでにあなたは黄色ゾーン。骨密度年齢はすでに、50~60歳代と思ったほうがいいですね」

……ションボリ。

2021年の検査では「年相応ですね」とのこと。

ビタミンDサプリとビスフォスフォネート製剤による治療の効果が出ているようです。

2024年4月「十分保たれていますね。ビスフォスフォネート製剤はこのまま休薬して、ビタミンD製剤だけで様子をみましょう」

処方薬

ビタミンD製剤が処方されました。ステロイド性骨病変の治療の第一選択として、後日「ビスフォスフォネート」も処方されました。

2021年追記

私の場合、アレンドロン酸の服用により、逆流性食道炎が悪化してしまい、その後、2021年、年に一回点滴するタイプ(リクラスト)に切り替えられました。また、主治医のすすめにより、市販のカルシウムサプリ(ビタミンD入り)もとることになりました。

2024年追記

リクラストは当初5年間かけて計5回打つ計画でしたが、下の前歯(虫歯で一度治療済み)を近い将来、抜歯しなければならない可能性が出てきたため、3回目以降、中止となりました。←中止の理由は、打てば打つほど抜歯時における顎骨壊死のリスクが高まるからとのこと。

現在、胃潰瘍もあるため、ビスフォスフォネート製剤は休薬し、ビタミンD製剤のみ服用中です。

40代後半に突入し、数年前からホルモン製剤(ディナゲスト錠)で生理も止めているので、今後骨密度が減少する可能性もあるようです。

主治医と相談しながら、治療を継続していきます。

【骨粗しょう症治療】年に1回点滴注射タイプ(リクラスト)3回目治療中止。#高安動脈炎

日常生活で心がけるべきこと

日常生活で心がけるべきは、カルシウムの摂取と運動、日光浴だそうです。

いつの間にか骨折なんてことにならないように、日ごろから転倒予防に努めましょう!

◆関連リンク
日本骨代謝学会「ステロイド性骨粗鬆症について」
http://jsbmr.umin.jp/kotutaisha_steroid.html