血尿も出た!ステロイドの副作用「膀胱炎」になりやすい

大量のステロイドを長期にわたって服用する副作用の一つに感染症にかかるリスクの上昇があります。

感染症にはいろいろありますが、膀胱炎(細菌性膀胱炎)もその一つ。女性の方は特に注意が必要と言えるかもしれません。

膀胱炎になると、

  • 急な頻尿
  • 排尿時の痛み
  • 尿が白っぽく濁る
  • 残尿感
    などの症状が出るようです。このような症状が出たら、要注意ですね。

ちなみに、私の場合、ワーファリンを服用しているので、出血しやすく、ある日突然(冬の胃腸炎からの回復期)、ロゼワイン色~ピンク色の血尿が出たことがあります。このときは、医師からアデノウィルスによる出血性膀胱炎の可能性を指摘されました。

「膀胱炎」予防のポイントとは?

医師に聞いたところによると、

  • 排便後は「前から後ろ」にトイレットペーパーでふく
  • セックスのあとはすぐに排尿する
  • 便秘を予防する
  • 生理用ナプキンはこまめに交換
  • おなかを冷やさない

などだそうです。

ちなみに、抗コリン薬や、抗不安薬、睡眠薬、抗不整脈薬、抗ヒスタミン薬などの薬剤のうち抗コリン作用をもつ薬剤は、副作用で尿が出にくくなる場合もあるそうです。

尿が出にくくなると、出し切れない尿が膀胱にたまって、膀胱炎が起こりやすくなったり、腎臓まで悪くすることもあるとか。

また、ステロイドの副作用の一つに高血圧がありますが、「高血圧がある人で、夜間多尿があり、特に起床時の血圧が高いようなら、降圧薬の飲み方の調整をかかりつけ医に相談してみるとよい」
のだそうです。

かかりつけの整体師おすすめは骨盤体操

膀胱炎の予防に限らず、年をとるとトイレが近くなる、尿がもれる、尿が出にくいなどの尿トラブルが起こるようですから、若いうちから、アソコを“締める”体操(骨盤底筋体操)がいいそうですよ。

私が軽い膀胱炎になったときには、風邪もひいていないのに微熱が続く症状もありました。

ステロイドを長期に服用している人は、日頃から感染症予防につとめましょう!