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大腸がん検診を受けるきっかけ
こんにちは。かふぇもかです。
40歳を過ぎ、遺伝的に大腸がんになりやすい家系&高安動脈炎患者のなかには潰瘍性大腸炎を患う人も少なくないらしいので、大腸がん検診(住んでいる自治体では40歳以上無料)を受けることにしました。
便潜血検査の結果
1次検査の便潜血検査の結果、陽性(2019年4月15日)。
大腸内視鏡検査を受けることに
翌週、かかりつけの病院の主治医(膠原病内科)の定期診察がたまたま予定されていたので、便潜血検査が陽性であったことを伝え、2週間後(便潜血検査から約3週間後)に大腸内視鏡検査の予定を入れてもらいました。
大腸内視鏡検査の前日
食事制限があり、朝・昼おかゆ、夜は豆腐。
*人によっては、検査用の食事(レトルトパック別途購入)を指定されるようです
20時 下剤を飲む
マグコロールP 1包を内服。味はグレープフルーツジュースみたいで、想像したよりはマズくない。
続いて、ピコスルファートナトリウム内溶液1本を内服。下剤丸ごと1本って、ちょっと勇気がいるけど、水では割らず、原液のままいただきました。砂糖水のような甘さ。ウゲっ。
下剤を飲んだあとのようす
20:15
お腹がおもしろいほどキュルキュル音を立て始める。
20:40
お腹が張ってきて苦しい。
息子から「赤ちゃんがいるみたい!おとうと~☆」とお腹をスリスリされました。
23:00 就寝
夜中1時
便意をもよおし、5分おきにトイレ×3回。
夜中2:40 トイレ2回
明け方4:50 トイレ1回
検査が、寒い冬じゃなくてよかったよ・・・。
大腸内視鏡検査の当日
朝5時 いつもの薬(ステロイドなど)を服薬
朝6時
ガスコン錠を、ニフレック内服直前に飲む
ニフレック配合内容剤を2リットルの水で割って飲む。
スポーツドリンクをマズくしたような味で飲みにくく、チビチビ飲んで、2リットル飲みきるのに3時間45分かかりました。
ニフレック飲んでからトイレに行った回数
6:40
ニフレックを飲んでから、40分後に1回目のトイレ。水のように出てくる。
その後、15分に1回のペースでトイレ行きだったけど、腹痛や吐き気などの副作用は出なかったので、子どもの朝食用意したり、メールチェックしたりする余裕はありました。
6:40~10:40まで約4時間、計12回トイレに行きました。
下痢は止まりましたが、念のため生理用ナプキン(夜用)をして病院へ。
15分に1回のペースでトイレ行きだけど、腹痛や吐き気などの副作用は今のところ出ていないので、子どもの朝食用意したり、メールチェックしたりする余裕はある。よかった。
あと、残り1.2リットルくらい。#大腸内視鏡検査
— かふぇもか(E-TAMA) (@ta_mocha) May 7, 2019
12:15 病院着
病院内のコンビニで、指定されたフラットタイプの紙おむつ2枚(174円)を購入。紙おむつは、検査時に検査台のうえに2枚並べられて使用されていました。
12:30 内視鏡センター受付。同意書と紙おむつを提出。
13:30
予定よりも、1時間押し。着替え。おしりの部分に穴があいている使い捨てパンツと検査着、ガウンを着る。
14:00
担当医は消化器内科の女医・M先生。
- 検査台にのり、腸の動きを抑える薬の筋肉注射。
- 肛門にゼリー状の潤滑薬が塗られる。
- 内視鏡、挿入。
という流れ。
M医師「大腸の奥まで到達しましたよ~」
と言われるまで、10分?20分?
とても長い時間に感じられました。
医師「腸がだいぶいりくんでいるから、だいぶ痛かったでしょ?」
確かに、局所的にひどい生理痛のような痛みがありました(泣)。
医師「荒れてますね~。ガンとかではないと思いますけど、念のため生検しますね」
→麻酔はされていませんが、生検時(チョキっと組織を切りとられる時)の痛みはまったくありませんでした。
そのほか、怪しそうなところを5枚くらい撮影していて、
「うわぁー、悪いものだったらどうしよう」(心の叫び)と不安なひととき。
私が子どもの頃、同居していた祖父(故人)は、大腸がんを患って人工肛門(ストーマ)をつけていたので。。
大丈夫かなぁー。
検査時間
30分くらい
検査費用
- 大腸内視鏡検査 2258点
- 病理検査 1630点
- 再診料 73点
3割負担の人で、11600円くらいですね。
私の場合、かかりつけの膠原病内科で検査予約・受診したので、難病医療費助成が適用され、さらに障害者手帳の医療費助成も受けられるので、自己負担ナシでした。助かります。
検査後のようす
特に、おなかのはりや、痛みなどもなく、麻酔も打っていないので、検査終了後、会計を済ませてすぐに帰ることができました。
帰宅後、飴をなめてから、水を飲み、なんともなかったので、消化にいいものから食べてくださいという忠告を無視して、ハム&チーズのパンを食べたら、ちょっと気持ち悪くなり、、寒気もあって、しばし仮眠。
トイレに行ったら、血尿が出ました。これは、生検やって出血していたので、おそらくそのせいかと。
検査結果
盲腸、虫垂孔近傍に白色浸出物の付着した発赤があり、「感染性大腸炎の疑い」と診断されました(2019/5/14)。そのほかの観察範囲(回腸末端、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸、肛門)は明らかな異常はなしとのことです。
生検の検査はまだ出ていないので、約50日後の診察のときまで待つことになります。
また、内視鏡検査の結果を踏まえて、追加で血液検査のオーダーが入り、サイトメガロウイルスpp65抗体を調べる検査を受けました(2019/5/14)。こちらも結果待ち。
感想まとめ&教訓
- 食事制限は大して苦にならなかった。おかゆでも食べられるだけで、ありがたい。
- 次回、大腸内視鏡検査をやるとしたら、暖かい季節に受けるのがよさそう。
- 何が大変って、2リットルの下剤飲むのはもちろんのこと、1日に20回以上のトイレ。ひざは痛いし、寝不足だし。
- たまたま検査当日、天気がよくて、体調(血圧)よかったから乗り切れた。
- 検査前日と翌日は、できるだけ予定はあけておく。
今回、大腸内視鏡検査を初めて受けましたけど、検査の大変さがよ~く、わかりました。やっぱり、このツラさは、実際に受けてみないとわからないものですね。
自分の腸の中をこの目で見るいい機会にもなりました。
今後も、できるだけ「腸」にやさしい生活を心がけます!!