2016年春、わが家は他県から東京都内に引っ越してきました。それにあわせて、かかりつけの病院ももちろん変更。お次はどんな病院か、どんな先生に当たるか、相性の合う先生だったらいいなぁ、治療方針が変わって手術なんてことになったらどうしよう?、これまでの経過をきちんと説明できるようにしておかなきゃな、などついついあれこれ考えてしまい、初診外来の日を迎えるまで緊張と不安でいっぱいでした。今回はその当日のようすを振り返ってみます。
新しい病院での初診外来の日
初診受付(紹介状提出)後、呼び出し機器を首に下げ放射線科へ。これまでの検査データ画像の取り込み作業で、数十分待ち。CD-ROMは返却してくれるとのこと。自宅でバックアップを取る必要はなかった。
問診票の記入完了。この病院のリウマチ膠原病内科では毎回タッチパネル式の問診票に回答するのだとか。主に痛みの度合いや生活の困難さを聞くような内容。果たして診療にどのように活かされるのかしらん?
それにしても、以前の大学病院と比べて随分IT化が進んでいる。
診察(新しい先生とご対面)
新しい病院に行くにあたって、自分なりにこれまでの経過などをまとめて準備していったつもりだったけれど、問診で聞かれて答えられなかった質問がちらほら。
たとえば「治療開始前とあとで明らかに改善した症状は?」など聞かれたけれど、よく覚えておらず(副作用の症状がつよくて実感として記憶に残っていないと思われ)。
こちらからは新しい担当医に「妊娠出産」について質問。
と言われる。
高安動脈炎、私は2013年(当時35歳)のときに診断されたけど、その数年前から微熱や耳鳴などの不調が続き、2010年に普通分娩で出産しているから、発症はその後だろうという元主治医の説と、今度の新しい先生は「10年以上前から発症していたのだろう」説と専門医の間でも意見はわかれるようだ。
診察終了後、レントゲンと心電図検査。検査が終わって、会計待ち。ようやくランチにありつけたのは、病院入りしてから約4時間後のことでございました。
新しい担当医について
女医。たぶん30代くらいで、明るくハキハキしていて話しやすく好印象。帰宅後、担当医のプロフィールをネットで検索すると、非常勤のスタッフで、某東大の院生とある・・・。かなりお若いようです。この人が私のこんどの主治医になるのか???ナゾのまま診察は終わった(この出会いから7ヶ月後には異動でサヨナラとなりました)。
紹介状について
元主治医から紹介状&検査データの原本を手に入れたのは、実は新しい病院での診察翌日。
2ヶ月以上前にお願いしておいた紹介状を受け取りに最後の外来に行くも、主治医が多忙すぎて紹介状が完成しておらず、その日のうちにもらえずじまい(-_-#)
「やることがいっぱいあって、患者さんもたくさんかかえていて。でも、しっかり引き継ぎしたいので、もうちょっと時間ください」と言われ、仕方なく翌日、紹介先の病院と私にFAXで送ってもらった。
というわけで、フツーは患者は紹介状の中身は見ないものなんだろうけれど、faxでバッチリ拝読してしまった。これまでの経過がよくわかり、これさえあれば、どこの病院にかかるときも説明しやすくなりそうなので、結果オーライ。
と言いたいところだが、活字でみると、なかなかショッキングな内容がズラリと書いてあった。
目に飛び込んできたのは、「狭窄度○%」
これまで聞かされていなかった「○○(病名)の疑い」・・・。
素人が読んだら恐怖心や不安感しか生まれないであろう専門用語いろいろ。
勇気がない人は見ないほうがいいかも。知らないほうが幸せなときもあるな、とつくづく思った次第。でも、時期が来たら、控えはとってあるので、画像データとあわせてまた見返すかも!?
今後の予定
全身のCTと、心臓内科の診察、眼科の診察の予定を入れられました。想像どおり、転院後は、いろいろ検査なども入って少し通院の頻度が増えます。
ちなみに、内服薬は、まったくこれまでと同じものを処方されました。ただ、薬局で取り扱っているメーカーなどが違ったりするので、色やデザインの見た目が違うから慣れるまでにちょっと気を遣いました。
そんなかんじで、転院完了です!