難病患者の引越し体験談。引越業者(お任せパック)を使った感想や時期のアドバイス。

もうすぐ、引越シーズンですね。

わが家は、2016年春に、賃貸マンションから一戸建てに引越しをしました。
そのときの経験から、私のように難病などで体力がない人が引越しをするときの注意点やアドバイスをまとめてみます。

1.引越業者に配慮してもらいたいことを予め伝えておく

引越業者に見積りをとる際などに、「持病があるので配慮をお願いしたい」等の旨をきちんと伝えておくと安心です。

引越業者の営業マンだけでなく、引越し当日の運搬作業員などにも、あらかじめ伝えておくと、配慮を受けられます。

たとえば、営業マンの方に体力がない旨を伝えたところ、作業指示書にその旨を記入してくださっていました。

運搬作業員の方には、「寒いので、脚温器に最後まで浸かっていたいです。この器具を運ぶのは最後にお願いできますか?」とお願いし、対応していただきました。

また、荷解きの女性スタッフの方々も、「奥様は具合が悪いから、分からないことはまとめて聞きなさい」とリーダーが指示してくださっていました。

2.ゆとりをもったスケジュールを組む

わが家は今回、荷造りから、運搬、荷解きまで業者の方にお願いしました。

お金はかかりますが、やはりお任せパックは、体力のない人にはおすすめのコースです。

さらに、お願いするなら、ゆとりのある3日コース(1日目荷造り、2日目運搬、3日目荷解き)などをおすすめします。2日コースは、非常にタイトです。

ちなみに、業者はアート引越センター、サカイ引越センター、ハート引越センターの3社に見積りをとり、最終的にアート引越センターに依頼しました。
代金は、埼玉から東京への引越しの3日間コースで、20万円ほどでした。

見積りをとる際には、見積りサイトを利用すると便利です。

3.引越しの時期は、暖かい春がおすすめ

わが家はゴールデンウィーク直前(4月下旬)に引越ししました。
料金的には、3月の引越しハイシーズンほどは高くはないけれども、安くもない時期ではありました。

4月下旬とはいえ、引越し当日は玄関のドアは開放され、真っ先にエアコンが取り外されてしまうので、かなりカラダが冷えました。
冬だったら、なおのこと、凍えていたことでしょう。
引越しするなら、冷え性の人にとっては、やはり暑くもなく、寒くもない春頃がベストシーズンと言えそうです。

GW直前に引越しをし、GW期間中に生活環境をゆっくり整えられたので、わが家にとっては、引越し時期としてはベストでした。

4.特定医療費(指定難病)受給者証の手続きについて

埼玉県から東京都に引越してきてすぐに、転入届を市役所に提出するのと同時に、難病の医療費助成および福祉手当受給の手続きも同じ日に行いました。

新しい受給者証が届いたのは、約2ヶ月後です。
その間、住所地が埼玉県の受給者証をそのまま使えるということだったので、通院時にはそれを利用し、幸いスムーズに新しい受給者証に移行できました。

また、有効期限が翌年7月末に延長されていたので、どうやら住所変更手続きが医療証の更新手続きも兼ねられていたようです。臨床個人調査票を提出する必要がなかったのでこの点はよかった!このあたりは引越しのタイミングや自治体によって対応が違うと思うので、各自治体にご確認くださいね。

5.難病手当の受給申請もお忘れなく

引っ越し先によっては、自治体独自の難病手当(呼称はさまざま)が支給される場合があります。

たとえば、東京23区内であれば月額15000円前後、市部で数千円~8000円くらい(町田市除く)などです。該当する方は、申請をお忘れなく。受給要件ほか詳細は各自治体のサイトで確認しましょう。

まとめ

とにかく引越しは、人生のなかでも大イベントの一つです。それだけ精神的にも体力的にもストレスがかかります。膠原病の主治医からは、引越しのイベントがある際には、ステロイドの減量はできない、とまで言われたくらいです。

これからお引っ越しを控えていらっしゃる方は、どうぞ無理なく、極力負担を減らして無事に大イベントを乗り越えてくださいね!

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