【2017年10月】マイナポータル利用で医療費控除はラクになるの?実際にアカウントを作ってみた。*随時更新

2016年からスタートしたマイナンバー制度。今年(2017年)私はe-Taxで確定申告(電子申告)をするためにマイナンバーカード(顔写真付きのプラスチック製で公的身分証としても使えます)をゲットして、無事確定申告完了しました。

今回は、マイナンバーカードのメリットとマイナポータルでできることについてみていくことにします(おもにここでは、難病のある私が最も関心のある医療費控除に注目しています)。

マイナンバーカード(個人番号カード)のメリット

1.マイナポータルへの医療費通知を活用した医療費控除の簡素化

2017年度分の所得税の確定申告から医療費の領収書の提出が不要になります。

領収書の提出は不要になりますが、保存は義務付けられ、税務署に求められたときには提示する必要があります。

この制度の仕組みとしては、マイナンバーの個人用サイト「マイナポータル」(2017年7月以降開設予定)の活用をもとに、健康保険組合からマイポータルに医療費通知を送ってもらい、申告者はそのデータを税務署に転送することで、医療費控除の手続きが簡素化されるという仕組みになっています。

難病患者である私は、年間の医療費が確実に10万円を超えるので「医療費控除」の適用申請を毎年しています。これまでも住基カードを使ってe-Taxで電子申告すれば、領収書の提出は省略できていたので個人的にはさして目新しさはありません。

今後、便利になるポイントとしては、健康保険組合などからマイナポータルに医療費通知を送ってもらい、そのデータを税務署に転送できる、という点です。これまで通院頻度が多い私としては医療費明細書を作成するのが大変な作業だったので、この点が簡素化されるのは有り難い限りです。

マイナンバーの個人用サイト「マイナポータル」

https://myna.go.jp/

平成29年7月以降に本格稼働すると、マイナンバーカードを使ってパソコンや携帯端末からログインでき、自分の個人番号に関する情報にアクセスできます。今後、健康保険組合や国民健康保険から届く医療費通知がマイナポータルで確認できるというのは便利と言えるかもしれません。

しかし、医療費の明細書づくりを思い出してみてください!医療費控除を受ける項目には、通院のための交通費や市販薬も記入していましたよね。医療費通知に記載されない支払いについては、市販薬や通院のためのタクシー代などは従来通り領収書の保存や提出は必要となります。なんだか中途半端ですね。面倒だから交通費は医療費控除に含めない人も出てきそうですね。

2.住民票の写しや収入証明書などをコンビニで取得できる

マイナンバーカードがあれば住民票の写しや収入証明書などがコンビニで取得できるので、わざわざ役所の窓口に行かなくていいですし、今後、難病医療費助成の更新手続きの際に少しラクになるかもしれません(ゆくゆくは、提出書類の省略まで早くなってほしいものです)。個人的には住んでいる市区町村と本籍地の市区町村が異なっても戸籍証明書が取得できるようになるのはうれしい。

そのほか、マイナポータルへのふるさと納税額通知を活用した寄附金控除の簡素化や、国民年金保険料の簡便な免除申請手続(ワンクリック免除申請)の導入などが予定されていますので、まだマイナンバーカードを作っていない人はご自身の状況やお考えに応じて作成を検討されてみてもいいかもしれませんね。

「マイナポータル」でできること

マイナポータルがオープンしたので、アカウントを作ってみました。

1.行政機関などが保有する情報を自己情報表示


行政機関などが保有する情報を自己情報表示できます。

おもな分野

  • 世帯情報
  • 地方税
  • 医療保険
  • 予防接種
  • 健康・医療その他
  • 子ども・子育て支援
  • 母子家庭関係
  • 母子保健
  • 教育・就学支援
  • 子ども・子育て
  • 障害保健福祉
  • 生活保護・福祉一般
  • 中国残留邦人等支援
  • 介護・高齢者福祉
  • 雇用
  • 労災補償
  • 年金・日本年金機構関係

先日、障害年金の申請をしたので、試しに「年金・日本年金機構関係」で情報表示をしてみましたが、「回答なし(指定条件で確認を行いましたが、結果が得られませんでした)。」という結果でした。

よく使われているサービス一覧(2017年11月時点)

  1. 妊娠の届出(母子保健)
  2. 児童手当等の受給資格および児童手当の額についての認定請求(児童手当)
  3. 保育施設等の利用申し込み(保育)
  4. 支給認定の申請(保育)
  5. 児童手当等の額の改定の請求および届出(児童手当)
  6. 受給自由消滅の届出(児童手当)
  7. 保育施設などの現況届(保育)
  8. 児童手当などの現況届(児童手当)
  9. 幼稚園での教育・保育サービス
  10. 氏名変更/住所変更等の届出(児童手当)

現時点では、子育て関連の手続きでの利用が多いようです。でも、うちの自治体はまだ対応していないので、手続きの簡素化の恩恵にあずかれていません。

ほかのウェブサイトとの連携(もっとつながる)

確定申告のときにマイナポータルを使うことになるかもしれないので、とりあえず私は、国税電子申告・納税システム(e-Tax)との連携登録をしておきました。

そのほか、2017年10月現在、私が住んでいる自治体はマイナポータルでできることが全然ないので、これといって便利な機能が見当たりません・・・(^。^;)

マイナポータルを使うことがあったら、また追記します。