こんにちは。カフェモカです。私は2013年に指定難病の一つ高安動脈炎と診断され、退院はしたものの完治しない病気だし、退院直後といえば歩行もままならず、パソコン画面がまぶしくて、とてもじゃないけど買い物やネットショッピングなどができる状態でもなく・・・。こういう場合、「お見舞いのお返しはどうしたらいいんだ?」という場面に直面しました。
私がそうだったように、まったく“快気を祝う”心境ではないときに、快気祝いを贈るのもどうなんだろう?とお思いの方もいらっしゃるかもしれないので、今回はお見舞いのお返しの仕方の考え方についてまとめてみます。
病気は治らない!お見舞いをもらったら?
病気見舞いのお返しの時期・タイミングは?
一般的には、退院してからなるべく早い時期(10日が目安)にお見舞いのお返し(快気祝い)をするのがマナーと言われています。ですが、相手は快気祝いを期待して御見舞いをされたのではありません。あくまで気持ちなので、自分のペースで体力的に回復し、落ち着いた時点でお見舞いをいただいた方々に御礼をすればよいでしょう。
とはいえ、相手によっては心配される方もいるので、「長期療養になりそう」「数ヶ月後にまた入院が予定されている」「完治していない」「自宅療養が続く」といった場合でも、「御見舞御礼」や「御礼」という形で、今回のことは今回のこととして1ヶ月以内を目安に御礼を済ませておいたほうが、気持ち的にはすっきりするかもしれません。
治らない病気のときの場合の「のしの表書き」について
のし(紅白5本結び切り)の表書きは、「快気内祝」とするのではなく、「御見舞御礼」(通院中または完治でない場合)または「退院内祝」(退院はしたが完治でない場合)とすればよいでしょう。
まとめると、このようになります。
- 全快した場合⇒ 快気祝い
- ある程度よくなった場合、退院しても通院をする場合⇒ 快気内祝
- 療養中の場合⇒ 御見舞御礼または御礼
- 亡くなった場合⇒ 志・御見舞御礼
何を贈ればよい?相場は?
金額はお見舞い品の3 分の1 から半額程度を目安にすればよいという説が一般的です。
快気祝いは病気を後に残さないように、という意味合いで、「消えるもの」を贈るのが一般的なようです。たとえば、和菓子・洋菓子などの食料品やジュースやコーヒーなどのドリンク、石鹸・洗剤(「きれいに治った」「あとに残らない」「洗い流して忘れる」という意味)などです。
緑茶はタブー?
ちなみに、私が退院したときに、義理の両親に退院内祝いで「緑茶」を贈りました。あとから知ったことですが、昔から、緑茶や海苔は葬儀や法事の引き出物として利用されてきたこともあって、親の世代などでは気にする人は気にするかもしれませんのでご注意あれ。
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入退院や長期療養などをされてご本人もご家族さまもさぞかしお辛いとは思いますが、こういうときこそ礼儀やマナーを大事にしていきたいものですね。