【署名】受動喫煙の防止を求める署名活動を開始(日本医師会)

30代で血管炎&狭心症、咳喘息などの持病がある私は、タバコの煙がある場所にいると、その後3日間くらい気管支の状態が明らかに悪化します。タバコのにおいを感知しただけでも息がつまってしまうようなかんじで、体が反応してしまいます。

これまでいた業界というのが会議室はタバコの煙でモクモク、役員室も会長や社長がタバコを吸う方々ばかり、居酒屋では朝までオールナイトの常連組、仕事上パチンコ屋さんにも出入りしていたこともあるので、20代のときは受動喫煙はかなりしていたと思います。

30代半ばで高安動脈炎と診断されてからは、血管を傷めつける受動喫煙はしないように相当気をつけるようになりました。それ以来、咳喘息については悪化することなく、この3年ほどはコントロールできているようなかんじです。そもそも、ステロイドを長期間、毎日4mg内服しているから、そのおかげで沈静化しているだけかもしれないけれど・・・。

それにしても、タバコに関しては、なぜか日本は「煙がこもるのが悪いなら、外に流しちゃえばいい」という感じなのが解せません。

以前住んでいたマンションのお隣さんはヘビースモーカーで、夫婦そろってタバコをベランダで吸いながら長々と(こちらは聞きたくもない)会話をするのが日常で、煙がわが家のほうに流れてきて洗濯物には臭いがつくし、本当に迷惑でした。

公共の屋外で吸うということはつまり、より多くの他人への煙の暴露ということで、もってのほかのはずですよね。健康にいいことは何一つない。

とくに駅近くのオープンなスペースの喫煙所の前を横切るときに呼吸すると、マスクにタバコの匂いが残って、なかなか消えない!ってことありませんか!?強風の中の歩きタバコなんて論外です!

駅近くにある喫煙所は意外と避けられない場所にあるので、本当に喘息持ちさんなどには優しくありません。

ドイツ在住の友人から聞いたところによると、ヨーロッパでは日本のタバコの半箱の量で1,000円以上、一箱換算すれば3,000円もするんですって。日本もヨーロッパ並みに、タバコ一箱3000円くらいにすればいいのにね!

わが息子には、「タバコは絶対に吸うな!」と厳しくしつけます。

日本医師会で受動喫煙の防止を求める署名活動を開始

署名の趣意書では、「非喫煙者、とくに働く若い人を受動喫煙による健康被害から完全に守るためには、日本全体で屋内100%全面禁煙とする国際水準の受動喫煙防止法や条例の制定が不可欠」としています。

◆対象
署名は全国民を対象(未成年者の署名も可)

◆署名の流れ
公式サイトから署名用紙をダウンロードしてプリントアウトして、必要事項をボールペン等で記入

◆提出先
最寄りの医療機関または郡市区医師会、日本医師会地域医療第3課宛

◆締切り
2017年6月23日まで

日本医師会の受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名
趣意書および署名用紙はこちら
http://www.med.or.jp/people/info/people_info/005096.html