子どもに病気のことをどう伝える?

子どもに病気のことをどう伝える?

慢性疾患を患っている方のなかには、長期におよぶ治療のことを自分の子どもにどう説明しようか、と悩んでいる人も少なからずいらっしゃるかもしれません。

うちには息子が一人いますが、彼が大きくなったら、いつかは私の病気(指定難病で膠原病の一つ、高安動脈炎/大動脈炎症候群/高安病)のことをきちんと彼に話さなくては(あるいは伝えなくては)ならないと思っています。

以前こんなことがありました(当時4歳)。

毎週末に1週間分の薬をお薬ケースにセットする作業を息子といっしょにやっていますが、その作業をしていたときに、たくさんの薬の山をみた息子が、

「おかあさんは、ほんとうにたいへんなびょうきなんだね~」

とつぶやきました。

私は一瞬答えに詰まりながらも、
「そうだね~。たいへんな病気だけど、これらのお薬のおかげで、たいへんにならずにすんでいるんだよ」
と答えました。

4歳ながらに、母親が難しい病気であることを肌で感じているのかな~、なんて思いながら、いまはそれだけわかっていてくれれば十分、と思ったのでした。

いつかは自分の病気のことを子どもにきちんと説明するときがくるのでしょうが、そのときに息子がどのように受け止めるのか……。いじめの対象にならないかどうかなど、考えるといまから少し心配になります。

でも、きっと多様性を尊重できる心の優しい子に育ってくれるのではないかと、そう親としては切に願うばかりです。